９価HPVワクチンについて

第41回予防接種・ワクチン分科会
（令和４年11月18日）資料１

ヒトパピローマウイルス（HPV）感染症を予防する９価HPVワクチンは、子宮頸がんの発
生に関連するHPVのうち、現在定期接種で使用されている２価・４価HPVワクチンよりも
多くの、 ９種類の遺伝子型を標的としており、子宮頸がん及びその前がん病変の罹患率の
減少、子宮頸がんの死亡率の減少が期待される。
日本⼈女性の子宮頸がんにおけるHPV 遺伝子型の分布
（９価HPVファクトシート図18より一部改変）

尖圭コンジローマ（※）

HPV６

HPV11

２価ワクチン

64.9～71.2％を標的

４価ワクチン

９価ワクチン
※

HPV6、11型は、尖圭コンジローマの主な原因となる遺伝子型である。

81.0～90.7％を標的
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