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参考資料13            ワクチンの副反応に対する考え方及び評価について(令和3年2月15日合同部会資料3) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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ワクチンの接種に係る判断について
~有効性・安全性とリスク・ベネフィット~
○ ワクチンの接種後に副反応が生じることがあり、副反応をなくすことは困難である。
・比較的軽度だが頻度が高い副反応や、重篤だが極めてまれな副反応が含まれる。
○ ワクチンの接種によって得られる利益(有効性)と副反応などのリスク(安全性)の比較衡量(リスク・ベネ
フィット)により接種の是非を判断する必要がある。

◆対象者の特性により有効性の大きさが異なる場合、同じワクチンであっても接種の判断が異なりうる。
ワクチンの有効性
(重症化予防等)

ワクチンによるリスク
(副反応等)

感染症による重症化・死亡のリスクが高い場合、副反応
などのリスクがあっても、有効性がリスクを上回りうる。
(例:高齢者の重症化リスクが高い場合)

ワクチンによるリスク
(副反応等)

ワクチンの有効性
(重症化予防等)

感染症による重症化・死亡のリスクが低い場合、副反応等
のリスクが左と同じでも、有効性がリスクを下回りうる。

(例:ある年齢層の重症化リスクが極めて低い場合)

○ ワクチンの接種に当たっては、ワクチンの特性に加え、接種対象となる者の年齢や医学的な背景等を踏まえ
た新型コロナウィルス感染によるリスクを勘案し、総合的に接種の判断をすることが必要。

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