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地域包括ケアシステムのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携 資料-3 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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意見交換

資料-3

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【テーマ1】地域包括ケアシステムのさらなる推進のための医療・介護・障害
サービスの連携
1 現状
(1)総論
1)検討の背景となる人口・世帯構成の変化について [参考資料 p3~11]
○ 団塊の世代が全員 75 歳以上となる 2025 年、更にはその先の 2040 年にか
けて、85 歳以上の人口が急増するとともに、高齢者単独世帯や夫婦のみの
世帯が増加することが見込まれる。
○ また、2040 年に向けて生産年齢人口の急激な減少が生じ、現役世代が流
出する地方ではますます介護人材の不足が深刻になる。
○ さらに、こうした変化についての地域差も大きい。都市部では 75 歳以上
人口が急増する一方で、既に高齢化が進んだ地方ではその伸びが緩やか、あ
るいは減少していくなど、地域によって置かれている状況や課題は全く異
なる。
2)地域包括ケアシステムと地域共生社会について [参考資料 p14,16~23]
○ 「地域包括ケアシステム」とは、地域の実情に応じて、高齢者が、可能な
限り、住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むこ
とができるよう、医療、介護、介護予防(要介護状態若しくは要支援状態と
なることの予防又は要介護状態の軽減若しくは悪化の防止をいう。)、住ま
い及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制をいう。
○ また、地域包括ケアシステムは、地域共生社会(高齢者介護、障害福祉、
児童福祉、生活困窮者支援などの制度・分野の枠や、
「支える側」と「支え
られる側」という従来の関係を超えて、人と人、人と社会がつながり、一人
ひとりが生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らしていくことのでき
る包摂的な社会をいう。)の実現に向けた中核的な基盤となり得るものであ
る。
(2)医療・介護・障害サービスの連携

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