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【資料1】サル痘の名称変更について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31045.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第72回 2/17)《厚生労働省》
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サル痘の名称変更について
経緯
⚫ WHOは、10月20日に、3回目のIHR ECを開催。緊急委員会は、WHO事務局長に、「国際的に懸念される公衆衛生上
の緊急事態」について「継続」の見解を勧告。
⚫ インターネット上や一部のコミュニティにおいて、人種差別やスティグマのような表現が見られ、各所から懸念
⚫ WHOは、2022年11月28日に、サル痘の名称について、「mpox」の使用を推奨することを公表し、今後1年をかけ
て名称を移行していくと発表。

WHO発表(2022.11.28)の概要
⚫ 2022年以降のサル痘の流行では、一部のコミュニティで人種差別やスティグマのような表現が見られたことがWHO
に報告され、多方面から懸念を表明され、WHOに名称変更に向けた道筋を提案するよう求められた。

⚫ WHOは、ICDの更新プロセスに従い、専門家などからの意見を集めるために協議を行い、新しい名称の提案を呼びか
けた。
⚫ 協議の過程では、45カ国の政府当局の代表で構成される医学・科学、分類・統計の諮問委員会の専門家などから意見
を聴取し、新しい名称を異なる言語で使用することについても、幅広く議論された。
• 本疾患の英語での新たな名称として「mpox」を採用。

• 1年間の移行期間を経て、「monkeypox」に代わり、「mpox」が優先的に使用されるようになる予定。
• 「mpox」は近日中にICD-10のオンライン版に掲載される予定であり、ICDの検索可能な用語となる。
⚫ 現在の名称と新しい名称の採用による影響を最小限にするため、今後もコミュニケーションにおいてmpoxという用
語を採用し、この勧告に従うよう奨励する。
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