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資料3 賃金と物価の好循環をいかにして実現するか(渡辺努氏提出資料) (4 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0418/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第4回 4/18)《内閣府》
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賃金・物価サイクルの二巡目以降の
実現に向けた政府・日銀の役割
物価面の課題





インフレ予想の定着
– 「インフレを知らない世代」が初めてインフレを経験
➡インフレ予想が社会に定着する可能性は高まった
– 日銀の物価目標政策の維持が必須(物価目標の「柔軟化」は不適切)
年金給付額の物価スライド
規制価格の物価スライド

賃金面の課題



中小企業の価格転嫁を促進
最低賃金の引き上げ
– 最低賃金の決定に当たってマクロの要因を考慮すべき
– 先行き数年間の最低賃金のパス(の目安)を政府がアナウンス
• 最低賃金の先行きパスを明示することで、2024年以降の賃上げ交渉で
中小企業の労働者を後押し
• 企業の中長期の経営計画に賃上げ・人件費の増加パスが織り込まれ、
社会が賃上げを当然のことと受け止める素地が拡大

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