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資料7 成長と分配の好循環の実現に向けたマクロ経済運営― 長期停滞からの脱却に向けた供給サイドの経済学(福田慎一氏提出資料) (3 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0418/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第4回 4/18)《内閣府》
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なぜいまMSSEなのか?
• かつてはなかった新しい課題の出現:
GX、DX,、格差問題
• これらは市場だけでは解決できない
• 政府の役割:「市場の失敗」を解決
• GX:地球温暖化は市場の失敗(外部不経
済、共有地の悲劇)
• DX: ネットワーク外部性、情報の利活⽤
• 格差問題:オートメーション化、デジタ
ル化、AI の出現

⽇本に適⽤する際の留意点
• きわめて厳しい財政事情の中でのMSSE
• ⽇本の政府債務:数字上わが国の現状は
きわめて深刻。
⇒ きわめて厳しい財政事情の中でMSSE
の考え⽅をどのように実現していくか?

ワイズ・スペンディングの重要性
• 政策⽬標を明確にし、効果が確認された⽀出
のみを実施すべき。
• 費⽤対効果が⼩さい歳出を削減。
• EBPM(証拠に基づく政策⽴案)
• 政策のPDCAサイクル(計画→実⾏→評価→
改善)

供給⼒を⾼める政策と景気対策の違い
短期の景気対策:需要サイドの経済学
• 深刻な不況期に、需要不⾜を補うため、⼀定
の⾦額の財政⽀出が必要
• 常時⾏うべきものではない
⻑期の経済成⻑:供給サイドの経済学
• インフラ投資、⼦育て・教育・温暖化対策
• 持続的に⾏う必要だが、⾦額ありきではない
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