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資料7 成長と分配の好循環の実現に向けたマクロ経済運営― 長期停滞からの脱却に向けた供給サイドの経済学(福田慎一氏提出資料) (4 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0418/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第4回 4/18)《内閣府》
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供給⼒を⾼める財政政策

これまでの⽇本経済の悪循環
潜在成⻑
率の低下
⺠間資⾦
が不⼗分

消費や投
資の低迷

補正予算で
景気対策

資⾦が政
府⽀出に

• 景気対策とは異なり、必要な財政⽀出は⾦額
ありきではない!
• しばしば、補助⾦だけでなく、課税も有効。
• 例.脱炭素化は、補助⾦だけではなく、炭素
税によっても実現可能
• 賢い財政⽀出の余地は⼤きい!

今の⽇本に求められること
• 悪循環を断ち切り、中⻑期的な成⻑⼒の強
化によって潜在成⻑率を⾼めること
• 今後、より⼀層少⼦⾼齢化が進⾏すること
が⾒込まれるなか、早急な対応が必要
• ⺠間の投資や労働供給を誘発する財政政策。
• 脱炭素化による新しい産業の創設。
• ただし、MSSEを理由に、政府債務を過度
に拡⼤することは避けるべき!

MSSEでも、市場のイノベーション
が最⼤の成⻑の源泉
• かつてのSSE(=新⾃由主義)の成果
• サッチャーの経済改⾰:ゆりかごから墓場まで
⇒英国病⇒経済の低迷⇒経済改⾰⇒成⻑率回復
• この考え⽅は、そのままは当てはまらない
• しかし、SSEが主張した「市場重視の考え⽅」
は依然として重要
• マーケット・フレンドリーな政府の介⼊が重要
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