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資料8 経済財政諮問会議特別セッション提出資料(佐藤主光氏提出資料) (4 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0418/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第4回 4/18)《内閣府》
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其の3:財源論は選択肢の問題
• 少子化対策(子育て支援)、安全保障など恒久的な財政支出には恒久的な財源を充てるのが原則である。
 赤字国債は恒久財源にはならない(「フリーランチ」は存在しない)。
 赤字国債への信認は将来の課税権によって裏付けられている。(経済成長による自然増収を期待するだ
けではなく、償還財源を確実の確保する必要)
 赤字国債に恒久的に依存する(=将来的にも課税権を行使しない)のであれば、国債は市場から信認され
ない

• 財源は税・保険料が望ましいか否か(望ましくなければ、赤字国債に依存)ではなく、いずれの税・保険料を
充てるかの選択の問題である
 少子化対策の財源の是非(社会保険料か否か)ではなく、財源の選択肢(消費税か社会保険料か)を国民
に示すべき
 恒久財源の確保のタイミングは経済動向を見極め、当面は国債発行するとしても、その償還財源としての
恒久財源(消費税・社会保険料等)を予め定めておく。
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