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感染症週報 2023年第15週(4月10日-4月16日) (8 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html
出典情報 感染症週報 2023年第15週(4月10日-4月16日)(4/28)《国立感染症研究所》
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Infectious Diseases Weekly Report Japan

2023年 第15週
(4月10日〜 4月16日)
:通巻第25巻 第15号

〈3月コメント〉
(4月14日集計分)
◆性感染症について (2023年1〜3月、19〜22ページ「グラフ総覧」参照)
4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、
淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2023年3月分
の報告を行った性感染症定点医療機関数は977(産婦人科・産科・婦人科:481、泌尿器科:
403、皮膚科:83、性病科:10)であった。次ページ以降に、過去5年間の同時期における各性
感染症の男女別定点当たり報告数との比較(図1)、男女別・年齢階級別(0歳、1〜4歳、5〜
69歳は5歳毎、および70歳以上)定点当たり報告数(図2)、15〜29歳における各性感染症の男
女別定点当たり報告数の推移(図3)、および定点当たり報告数の推移(19〜22ページ「グラフ
総覧」)を示す。
性器クラミジア感染症
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに大きな
変化は認められなかった。3月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男性
でやや多く、女性でかなり多かった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。また、女
性では10〜14歳の報告を認めた。
性器ヘルペスウイルス感染症
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに大きな
変化は認められなかった。3月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女
ともにやや多かった。年齢群のピークは男性では30〜34歳、女性では25〜29歳であった。また、
男性では10〜14歳の報告を認めた。
尖圭コンジローマ
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の定点当たり報告数と比べて、男性では大きな変
化は認められなかったが、女性では増加した。3月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と
比較すると、男女ともにかなり多かった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜
24歳であった。
淋菌感染症
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の定点当たり報告数と比べて、男性では大きな
変化は認められなかったが、女性では減少した。3月の定点当たり報告数は過去5年間の同
時期と比較すると、男性でやや多く、女性でかなり多かった。年齢群のピークは男女とも
に20〜24歳であった。また、女性では10〜14歳の報告を認めた。

Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases

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