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内閣府 提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
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交通
店舗
医療

きたかみしくちないちょう

事例No.01 <岩手県北上市口内町>「店っこくちない」

観光・交流
飲食店
福祉

環境保全
GS
子育て

行政窓口
買物支援
教育

特産品
防災
その他

○日用品や食料品を販売する店舗の撤退によって、買い物を目的とした市中心部への移動支援のニーズが高まったことから、「NPO法人くちない」
を設立して自家用有償旅客運送を開始。その後、店舗を復活させ、特産品の製造・販売などによって収益性を高めながら持続的に運営。
○店舗は路線バスの停留所にもなっており、さらに店舗内に交流スペースを設置したり、農家の必要書類の作成支援を行ったりすることで、多様

な地域住民が店舗に足を運ぶ機会を提供し、交流の拠点となっている。
取 組 内 容

地域概況
• 人口1,355人、555世帯、
高齢化率48%(R3)
• 北上市の中心から約10km離れた
市の東端に位置する山あいの地区
• 市中心部までコミュニティバスは
あるが、週3日・4往復/日で運行
• H19にJAの支店と店舗が撤退し、
買い物を目的とした市中心部への
移動支援のニーズが高まる

市の地域コミュニティ政策

• H12から本格的に地域コミュニ
ティ政策に着手
• 総合計画において地域住民との協
議の下で「地区計画」を位置づけ
• H18から公民館を交流センターと
し、「地域づくり組織」にその指
定管理業務委託と交付金の交付を
開始(口内町地区では、S40頃に
設立された口内町自治協議会が地
域づくり組織に登録)

自家用有償旅客運送の実施
○登録ドライバー10人で、自家用有償旅客運送事業を展開。
・公共交通空白地有償運送(自宅~バス停等)
利用料金:1回100円
・福祉有償運送(自宅~市中心部の医療機関や市役所等)
利用料金:1回800~1,200円

特産品の製造・販売
○地域の特産品‟ごしょ芋“を用いた
「ごしょ芋コロッケ」を製造・販売。
○市の‟ふるさと納税返礼品“に
「ごしょ芋コロッケ」が登録され、
その収益で店舗運営等の経費を賄う。

日用品販売店舗「店っこくちない」の運営
○JA撤退後、地域住民で日用品・食料品販売店舗を運営し、
醤油やみそなどの定番商品を揃え、生活上の不便さを解消。
○路線バスや自家用有償旅客運送車両を待つ間などに、地域住民が
交流できるよう、NPO法人の事務所と交流スペースを併設。

運 営 体 制
北上市

主な国の支援策

運営支援

口内町自治協議会
・地区交流センターの
指定管理業務
・各種イベントの実施

NPO法人くちない
有志

設立

地域住民

支援
・NPO法人いわて
NPO-NETサポート
など

・山村再生プラン助成金
(林野庁、H20)
・緊急雇用創出事業
(厚生労働省、H22)
・公民連携によるまちなか再生
事例に関する調査研究事業
(総務省、H26)
・暮らしを支える地域運営組織に
関する調査研究にかかるモデル
事業(総務省、H26)

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