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「急性期看護実態調査」結果 (5 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 「急性期看護実態調査」結果(5/31)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2023 年 5 月 31 日

調 査 結 果
1.急性期一般入院料 1 算定病棟における患者像と看護業務・看護配置の実態
1)急性期一般入院料 1 算定病棟における患者像
●診療報酬では、急性期一般入院料 1 の病棟は、急性期医療を担う病棟のなかでも、急性期の患
者割合(重症度、医療・看護必要度該当患者割合)が「28%以上」(200 床以上、必要度Ⅱの場
合)と最も高く定められ、それに対応して看護職員配置(対患者人数比)も「7 対 1 以上」と定めら
れている。
●今回の調査では、急性期一般入院料 1 病棟の、重症度、医療・看護必要度該当患者割合は中
央値で 34.7%であり、また同割合が「40%以上」の病棟は約 32%だった(図 2)。
(注)病棟ごとに傾斜配置を行うことができる(ならしで「28%以上」を満たせばよい)ため、「28%以上」の基準を
下回る病棟も一定程度存在する。
0%

20%

入院料1(n=2,367,中央値34.7%) 6.5

40%

25.2

60%

80%

34.6

23.2

100%
2.0
8.4

40%以上
20%未満

20~30%未満

30~40%未満

40~50%未満

50%以上

無回答・不明

図 2 重症度、医療・看護必要度の該当患者割合
●急性期一般入院料 1 病棟の、ME 機器等使用患者割合は中央値で 12.6%であり、また同割合が
「20%以上」の病棟は約 23%だった(図 3)。
(注)以下のいずれかに該当する患者を「ME 機器等を使用している患者」とした
・酸素投与をしている
・人工呼吸器を装着している
・動脈圧測定をしている
・中心静脈圧測定をしている
・大動脈内バルーンパンピング術(IABP)を使用している
・持続的血液濾過透析法(CHDF)を使用している
・補助人工心臓を使用している
・体外式ペースメーカーを使用している
・頭蓋内圧(ICP)を測定している
0%

20%

40%

60%

80%

100%
2.4

入院料1(n=2,367,中央値12.6%)

35.6

38.6

14.7

3.9
4.9

20%以上
10%未満

10~20%未満

20~30%未満

30~40%未満

40%以上

図 3 ME 機器等使用患者割合
5
<リリースのお問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp

無回答・不明