よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「急性期看護実態調査」結果 (7 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 「急性期看護実態調査」結果(5/31)《日本看護協会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2023 年 5 月 31 日

●急性期一般入院料 1 病棟の、転棟・転落リスクのある患者割合(※)は中央値で 80.4%であり、ま
た同割合が「80%以上」の病棟は約 50%だった(図 7)。
(※)調査対象日(調査期間内のある 1 日)の在棟患者のうち、次の①~⑤の転倒・転落リスク基準のい

ずれかに該当する患者を、「転倒・転落リスクのある患者」として集計した。
<転倒・転落リスク基準>
①「転倒・転落の既往」が「あり」
②「現入院期間内における転倒・転落リスクのある薬剤の使用」が「あり」
③「現入院期間内における認知症症状または、せん妄の有無」が「あり」
④重症度、医療・看護必要度 B 項目「移乗」において、
患者の状態が「一部介助」または「全介助」で、かつ、介助の実施が「あり」
⑤重症度、医療・看護必要度 B 項目「危険行動」が「ある」
0%
入院料1(n=2,367,中央値80.4%)

20%
9.2

8.9

40%

13.4

60%

16.9

80%

18.9

100%
1.8

30.9

80%以上
50%未満

50~60%未満

60~70%未満

70~80%未満

80~90%未満

90%以上

無回答・不明

図 7 転倒・転落リスクのある患者割合

2)急性期一般入院料 1 算定病棟における看護業務
●急性期一般入院料 1 病棟における、夜間入院割合(※)は、中央値で 10.5%であり、また同割合
が「20%以上」の病棟は約 22%だった(図 8)。
(※)本調査では、入院患者数等について「0 時~8 時」「8 時~17 時」「17 時~24 時」の 3 つの時間帯に分
けて実数での回答を求めた。このうち「0 時~8 時」「17 時~24 時」の回答(計 15 時間分)を夜間分とし
て集計した(他の「夜間」のデータにおいて同様)。

夜間入院割合=(夜間予定入院件数+夜間予定外入院件数)÷
(全体予定入院件数+全体予定外入院件数)×100

0%

20%

40%

60%

80%

100%
2.0

入院料1(n=2,367,中央値10.5%)

25.6

24.8

26.0

12.0

4.9 4.6

20%以上
0%

0%超~10%未満

10~20%未満

20~30%未満

30~40%未満

40%以上

図 8 夜間入院割合

7
<リリースのお問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp

無回答・不明