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看護師の確保等に関する提言 日本病院会 (7 ページ)

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出典情報 看護師の確保等に関する提言(6/1)《日本病院会》
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8.その他意見〔n=563〕

項目
退職者の増加

意見
・コロナ禍による学生時代の実習経験不足による新人の退職、実務可能者への負担が増加し,疲弊に
よる退職も増加傾向。
・計画通りには採用できているが、退職者が予想よりも多く、人員不足となっている。
・近年は入職し、3 年~5年程度の戦力となる層の転職が相次ぎ、体制維持が容易ではない。

紹介会社・派遣の

・紹介会社のみならず派遣を使うことでの、採用に係るコスト増大も大きな問題。

活用によるコスト

・採用できても夜勤不可ばかりで高額かつ期間限定の応援ナースに頼らざるを得ない状況。

増加

・高額な紹介手数料は経営の圧迫につながるだけでなく、求職活動の妨げにもなっている。

看護補助者の不足

・看護師だけでなく看護補助者の不足も著しい。給与面で福祉施設は補助が出るため条件では勝てず
採用が難しい。
・看護補助者を増やしたい為、ホームページ等で募集をしているがほとんど応募がない。
・看護職の採用だけではなく、看護補助者の不足も深刻。入院患者の高齢化、認知症等で看護だけで
はなく介護も必要となっている状況の中、満足なケアが提供できない。

夜勤不可

・20~30 代で夜勤を実施できる看護師が年々少なくなっている。
・子育てのため、夜勤免除を希望する看護師が増加。夜勤専従は募集しても集まらない。

看護師の処遇改善

・待遇の大幅改善や職場環境改善がなければ、今後も急性期病院を希望する看護師等の確保は困難で

要望

はないか。
・看護職員処遇改善評価料算定に付加される施設もあるが全施設看護職員への基本給ベース up が検
討されることを引き続き要望していく。
・退職者数の問題だけでなく、全体的に看護師の処遇が更によくなれば応募者も増えるのではないか。

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