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参考資料2 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00042.html
出典情報 先進医療会議(第108回先進医療会議、第129回先進医療技術審査部会 3/3)《厚生労働省》
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4.1.6

粒子線治療に対する科学的評価について(案)
1.背景


第 105 回先進医療会議(令和3年 12 月2日開催)において、診療報酬改定に向け
た粒子線治療の科学的評価として、全適応症を対象としたものについては、総合 IIb
と評価がされたところ。



他方で、事前評価において、
・ 一部の適応症について一定の科学的根拠があるが、科学的根拠の乏しいものも
存在する。
・ 適応症毎にエビデンスが検討されるべきであり、有効性・安全性等の評価が十
分なものから、順次検討すべき。
等の指摘がされていることを踏まえ、適応症毎のエビデンスを、第 106 回先進医療
会議において検討することとした。

2.検討にあたり使用するエビデンスについて


日本放射線腫瘍学会(以下、「学会」という。)より提出がされた「先進医療とし
て実施した粒子線治療と既存の放射線治療との比較」
(以下、
「報告書」という。)に
おいては、適応症毎に解析結果がまとめられている。


解析結果の要約として、別添のとおり、適応症毎に「問」と「回答」が作成さ
れている。

3.粒子線治療に対する適応症毎の評価について(案)


今般、学会より提出された報告書の内容を踏まえ、以下のとおり評価し、医療技
術評価分科会へ送ることとしてはどうか。


既存治療(X 線治療等)と比較して、生存率等の臨床的アウトカムの改善が明示
的に示された以下の適応症については、
「十分な科学的根拠があるもの」として、
評価することとする。






大型の肝細胞癌
肝内胆管癌
局所進行膵癌
大腸癌術後局所再発
局所進行子宮頸部腺癌(重粒子線治療のみ検討対象)


いずれも、切除不能のものに限る。

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