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4 生活環境(2/3 ) (3 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html
出典情報 令和5年版高齢社会白書(6/20)《内閣府》
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契約当事者が 65 歳以上の消費生活相談件

によるものが1万 6,426 件となっている。養護

数は約 26 万件

者による虐待の種別(複数回答)は、身体的虐

全国の消費生活センター等に寄せられた契約

待が 67.3%で最も多く、次いで、心理的虐待が

当事者が 65 歳以上の消費生活相談件数を見る

39.5%、 介 護 等 放 棄 が 19.2%、 経 済 的 虐 待 が

と、平成 25 年に 26 万件を超えた後、平成 28 年

14.3%となっている。

までは減少傾向にあったが、平成 29 年から増

養護者による虐待を受けている高齢者の属性

加に転じ、平成 30 年は約 36 万件となった。そ

を見ると、女性が 75.6%を占めており、年齢階

の後は減少傾向にあり、令和4年は約 26 万件

級別では「80~84 歳」が 24.6%と最も多い。ま

となっている(図1-2-4-7)。

た、虐待を受けている高齢者のうち、68.0%が
要介護認定を受けており、虐待の加害者は、



養護者による虐待を受けている高齢者の約
7割が要介護認定

「息子」が 38.9%と最も多く、次いで、「夫」が
22.8%、
「娘」が 19.0%となっている(図1-2

令和3年度に全国の 1,741 市町村(特別区を

-4-8)


含む。)で受け付けた高齢者虐待に関する相
談・通報件数は、養介護施設従事者等によるも



成年後見制度の利用者数は増加している

の が 2,390 件 で 前 年 度(2,097 件 ) と 比 べ て

令和4年 12 月末時点における成年後見制度

14.0%増加し、養護者によるものが3万 6,378

の利用者数は 24 万 5,087 人で、各類型(成年後

件で前年度(3万 5,774 件)と比べて 1.7%増加

見、保佐、補助、任意後見)で増加している

した。また、令和3年度の虐待判断件数は、養

(図1-2-4-9)


介護施設従事者等によるものが 739 件、養護者

図1-2-4-7

契約当事者が 65 歳以上の消費生活相談件数

(千件)
400
358
350
300
250

310
265

259

254

268
246

273

255

258

200
150
100
50

0
平成25
26
27
28
29
30
令和元



(年)
(2013) (2014) (2015) (2016) (2017) (2018) (2019) (2020) (2021) (2022)
資料:消費者庁提供データより内閣府作成
(注)PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)による平成 25(2013)年~令和4(2022)年受付分、令和5(2023)年3月 31 日
までの登録分

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