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資料1 令和5年度の専攻医採用と令和6年度の専攻医募集について(日本専門医機構資料)[1.6MB] (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33773.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師専門研修部会(令和5年度第1回 6/22)《厚生労働省》
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2024年度専攻医募集におけるシーリング数の考え方について
シーリング数について(案)

○ シーリングの効果検証の実施については、医師専門研修部会よりその必要性の指摘を受けており、日本専
門医機構としても今年度中に検証を開始する方向で準備を進めている。そのため、シーリング数についても、
拙速に更新するのではなく、同検証の結果を踏まえて検討すべきであると考えている。
○ 2023年度シーリング案において提案した子育て支援加算(案)については、子育て世代の支援は重要であ
るが、現状の子育て支援加算(案)は地域偏在を助長する懸念があることや、加算の要件が十分に検討さ
れていないことから、第8次医療計画における子育て支援の検討結果も踏まえながら、子育て支援の環境
整備の評価方法を始めとした制度の見直しについて、慎重かつ十分に検討を行うことと厚生労働大臣から
意見を受けた。
○ そのため、日本専門医機構としては、2023年度は同加算を導入せず、子育て支援加算の必要性や加算要
件等について議論を行っていくこととした。その後、第8次医療計画等に関する意見のとりまとめ(第8次医
療計画等に関する検討会)※を踏まえ、2024年度から開始される全国の第8次医療計画においてこれらの
取組がどのように実施されるのかを注視しつつ議論・検討を進める。
○ 具体的には、実現可能な子育て支援加算の在り方について、日本専門医機構と医師専門研修部会とで議
論を交わしながら、子育て支援の案について検討を進めてはどうか。
○ これらのことから、2024年度のシーリング数は2023年度と同じ数値とした。
※「子育て世代の医師に対する取組は男女問わず重要であると考えられることから、妊娠中の支援や子育て支援(時短勤務
等の柔軟な勤務体制の整備、院内保育・病児保育施設・学童施設やベビーシッターの活用等)については、個々の医療機
関の取組としてだけではなく、地域の医療関係者、都道府県、市区町村等が連携し、(中略)全診療科を対象として、地域の
実情に応じて取組むこととする。」
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