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資料6 公認心理師法附則第5条に基づく対応状況について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00063.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第136回 6/22)《厚生労働省》
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公認心理師法の施行状況と今後の取組の検討

2.公認心理師の養成及び資質の向上について

現状

課題

対応の方針(案)

ア.カリキュラム等について
各大学等及び大学院において、科目に関する通知
に基づきカリキュラムを運用している。既に公認心理
師として活動している者についても、試験及び研修
等により、専門的な知識・技能、支援行為の質が
高度化・均質化され、関係者や要支援者からの信
頼及び安心感が向上したとの指摘があった。

より現場に必要な高度な専門
的知識・技能を備えた人材育
成に向け、カリキュラムの修正
及び充実等が必要であるという
指摘があった。

令和6年4月以降、大学等及び大学院の養成を経た公認心理
師の評価を踏まえ、必要に応じて公認心理師カリキュラム等検討
会などを開催し、より臨床現場に必要な高度な専門的知識・技能
を備えた人材育成に向け、養成の更なる適正化、高度化及び均
質化を目指し、カリキュラムの修正及び充実、コアカリキュラムの策定
等の検討を行う。

公認心理師の質の更なる維
持・向上のため、実習科目の
指導体制をより整備することが
必要であるとの指摘があった。

令和4年度推進事業において、公認心理師実習演習担当教員
及び実習指導者養成講習会の科目と内容等を検討した。当該調
査の成果を踏まえ、令和5年度から講習会を実施する。また、今
回のヒアリングの内容を踏まえ、現行の科目に関する通知の改正や、
実習指導ガイドラインの在り方や必要性も含めて検討する。現場が
取り組みやすい仕組みを整備するため、関係者が密に協議し、構
築することが望ましい。

試験問題をより適切な内容と
すること、試験問題の評価を行
い質の向上を図ること等、試験
実施の一層の体制強化が必
要であるとの指摘があった。

今般、試験問題の評価等を行う委員会を設置し、試験事務の更
なる改善に向けた取組を行っている。文部科学省及び厚生労働省
としては、引き続き、適正な試験の実施に努めていく。
試験日や合格発表日は、大学院修了者等の就職に配慮し、第
7回試験は令和6年3月頃の実施を予定しており、令和7年以
降の試験も、継続して当該年度内に試験を実施する予定である。

更なる資質の均一化、より専
門的な資質を客観的に担保す
る仕組みを構築するため、資格
取得後の継続的及び包括的
な生涯研修制度が望まれる。

関係団体が相互に連携及び協働を図りながら、公認心理師が生
涯にわたり体系的に研修に取り組める仕組みを構築することが望ま
しい。

イ.実習演習の実施体制の整備について
実習科目は、実践力の高い人材を養成する上で
重要な科目として、保健医療や福祉、教育等の分
野において、適正に実施されている。

ウ.試験の体制整備について
法の施行から令和4年9月14日までの5年間に
計5回の試験を実施している。試験事務は指定試
験機関及び指定登録機関である一般財団法人日
本心理研修センターが適正に実施している。

エ.研修制度について
関係団体がそれぞれの特性を踏まえ、公認心理師
の資質の向上への取組を行っている。

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