転退院サポートセンターの運用状況
◆ 昨年６月に設置した「大阪府転退院サポートセンター」において後方支援病院の確保や「転退院調整支援システム」を
用いた退院基準を満たした患者の転院調整を実施。
加えて本年２月９日に「宿泊転送班」を新設し、入院患者で症状が軽快・安定した患者を診療型宿泊療養施設に転送を
促進し、入院期間の短縮化を図ることで効率的な病床運用に努めている。
●退院基準を満たした患者の転院・搬送調整
○退院基準到達患者を受け入れる後方支援医療機関の状況
・２１５病院・最大 １６０６床を確保 （Ｒ4.２月２８日時点）
〇転退院調整システムを用いた転院調整の状況
・システム運用開始後、第５波においては、209件の調整を実施、第６波においては現時点で139件の調整を実施。
調整依頼件数も1月～2月にかけて大幅に増加（表１参照）

●退院基準未到達者の診療型宿泊施設等への転送
○専任の看護師を配置し、コロナ受入医療機関からの患者の転送依頼に対応、これまで50件の調整依頼を受け付け、
44人が宿泊施設・自宅等療養に切替が完了（表２参照）
【表１】大阪府転退院調整支援システムの稼働状況（R3.7.9～R4.2.28）
転退院サポートセンターによる調整

7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
合計

調整済み 転院先調整中
4

病院間による調整

調整済み 転院先調整中
11
5

【表２】宿泊転送班の調整実績（R4.2.9～2.28）

療養施設の種別

合計

調整後キャンセル

20

診療型宿泊療養施設

調整依頼数

転送完了数

26

23

31

22

16

69

スマイルホテル（臨時の医療施設）

4

2

42

28

28

98

大規模療養センター

5

4

5

11

自宅・施設

15

15

合計

50

44

6
4

3

4

11

14

10

2

26

58

67

43

12

6

186

159

67

117

72

6

421

※網掛部分は現在調整です

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