[がん対策] 遺伝子パネル検査後の治療薬投与患者は1割未満 厚労省が集計
厚生労働省は、2019年9月からの1年間に保険診療で「遺伝子パネル検査」を受けた患者のうち、1割未満の人しか、それを踏まえた治療薬の投与が行われなかったとする集計結果を関連の会議で明らかにした(p20参照)。 同省によると、19年9月1日から20年8月31日までに保険診療で実施された遺伝子パネル検査は7,467件。実施施設の種別では、12のがんゲノム医療中核拠点病院で2,213件(29.6%)、33のがんゲノム医療拠点病院で2,5・・・