参考資料３ 製品循環型ビジネスモデル（短期貸出）｜チャーター便
製造販売業

運送業者

販売業者

注文の流れ

• 以下2種類の手配を実施
社内手配
メーカーへ貸出依頼

• 発注情報を受領

医療機関
• 医師等から直接の依頼
「○日に、△△の手術をするので必要な
物を揃えて欲しい･･･よろしくね！」

FAX

電話
口頭

モノの流れ

納品リードタイムの延長

• 返却された貸出器械を洗
浄し、検品をして次のオー
ダーに備える

返却リードタイムの延長
運送会社による配送
• 現在より２日の延長

販売業者による自社納品

• 使用品・未使用品の確認
• 未使用品は、自社の商品は
自社の倉庫へ戻し、メーカー
から借りた商品は返却する

販売業者による
未使用品、貸出器械
の引き上げ

• 貸出器械は医療機関で
手術前に洗浄滅菌し、手
術終了後に再び洗浄して
返却してもらう

【短期貸出品在庫増によるコスト増】
短期貸出品の配送/回収リードタイムが５日から７日に延長した場合、これまでの月６症例（６回転）から月４症例（４回転）
へと減少し、現在の短期貸出品在庫では足りず、短期貸出品在庫の積み増しが必要になる。
【チャーター便によるコスト増】
緊急手術に使用される医療機器については、前日に手術依頼が入るなど緊
急性が高く、現在においても緊急対応のためにチャーター便を使用している。
チャーター便の運賃は6～8万円と高額であり、その症例は販売業者にとって赤
字となる。2024年度以降、その頻度の増加とチャーター便運賃の値上げが
予想され、場合によってはチャーター便が手配できない事態も起こりうる。

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医療機器メーカー

チャーター便

販売業者

一般社団法人 日本医療機器販売業協会