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入-22.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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DPC/PDPS 等作業グループからの中間報告について
1.DPC 対象病院に係る検討について
(1)概要
○ DPC/PDPS の対象病院は、平成 15 年度に特定機能病院を対象として制度が導入されて
以降、段階的に拡大され、令和4年4月時点で 1,764 病院となり、経年的に増加傾向で
あり、特に急性期病床が 200 床未満の病院が増加傾向にある。(P3~8)
○ 平成 30 年度診療報酬改定に向けた議論において、診療密度や在院日数が平均から外
れている病院は DPC 制度になじまない可能性があると指摘があったことを踏まえ、そ
の後、医療資源投入量や在院日数を指標とした分析や外れ値に該当する病院に対するヒ
アリングを実施してきている。(P12~18)
○ 以上のような経緯も踏まえ、令和6年度診療報酬改定に向けては、DPC 対象病院のあ
り方について、適切な評価方法も含めて検討を行っている。
(2)具体的な検討内容
① 医療機関別係数による評価について
<総論>
○ 医療機関別係数のうち、基礎係数及び機能評価係数Ⅱは、DPC/PDPS 導入当初に設定
された調整係数の置き換えに伴い導入された。基礎係数は、包括範囲に係る出来高報
酬相当の平均値を係数化したものであり、3つの医療機関群(大学病院本院群、DPC 特
定病院群、DPC 標準病院群)ごとに値を設定している。機能評価係数Ⅱは、医療機関
の診療実績等を踏まえた機能に基づく評価を行うものであり、6つの係数(保険診療
係数、効率性係数、複雑性係数、カバー率係数、救急医療係数、地域医療係数)を基
本的な評価項目として評価している。(P20~25)
○ DPC 標準病院群を対象として実施した令和4年度特別調査の結果も踏まえ、DPC 対
象病院の実態とその評価のあり方について、検討を進めている。
<保険診療係数について>
○ 保険診療係数は、提出するデータの質や医療の透明化、保険診療の質的向上を目指
す取組を評価する項目として設定されており、適切な DPC データの作成について、以
下の3項目の観点から評価を行っている。
・ 「部位不明・詳細不明コード」の使用割合(10%未満)
・ 様式間の記載矛盾(1%未満)
・ 未コード化傷病名の割合(2%未満)
○ 令和5年度係数においては、各項目について、減点対象となった病院はそれぞれ、
23 病院(1.3%)、4病院(0.2%)、6病院(0.3%)であった。(P27~30)
○ 各項目の基準を満たさない DPC 対象病院がわずかであることについては、データ提
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