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入-22.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》 |
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対象病院の要件とその評価のあり方の両面から検討する必要があるといった指摘が
あった。
(3)今後の方向性
○ 医療機関別係数による評価を含めた DPC 対象病院のあり方について、引き続き検討を
進める。
2.算定ルールに係る検討について
(1)概要
○ DPC/PDPS においては、診断群分類ごとの在院日数に応じた3段階の1日当たり点数
の設定にあたって、入院初期に要する医療資源投入量等に応じた4つの点数設定方式を
用いている。
(P68)
○ また、DPC 対象病院においては、短期滞在手術等基本料3は算定不可となっており、
DPC 算定病床において対象手術等を実施した場合、入院初日に大部分の報酬が設定され
る点数設定方式 D で算定することとされている。(P69)
(2)具体的な検討内容
① 点数設定方式について
○ 標準的な点数設定方式 A については、令和4年度診療報酬改定において、入院初期
の医療資源投入量が経時的に増加傾向であることを踏まえ、入院期間Ⅰをより重点的
に評価する体系へ見直しを行った。(P71)
○ 点数設定方式別の在院日数の変化の推移を確認したところ、症例構成の補正を行っ
た場合でも、点数設定方式 A で設定される診断群分類について、在院日数の明らかな
延長・短縮はみられていない。(P72,73)
○ 現行の点数設定方式 A~C については、入院期間Ⅰでの1日当たり医療資源投入量
と1入院期間での1日当たり医療資源投入量の比率(以下、
「入院期間Ⅰ/1入院比率」
という。)に応じて設定されているが、経年的な医療資源投入量等の変化により、
・ 入院期間Ⅰでの医療資源投入量が増加している診断群分類が多いこと
・ 点数設定方式 A が適用される診断群分類において、
「入院期間Ⅰ/1入院比率」が
大きくばらついていること
が確認された。
(P74~76)
○
また、令和4年度診断群分類点数表において点数設定方式 A で設定される診断群分
類のうち、入院期間Ⅰにおいて医療資源投入量が設定点数を大きく上回る例が存在す
ることが確認された。(P77)
○ こうした点については、入院初期に患者を退院させた場合であってもコスト回収が
できるよう見直すべきではないか、という指摘があったほか、標準的・定型的な経過
をたどれば早期退院できるような診断群分類については、入院期間Ⅱより早期に退院
4
あった。
(3)今後の方向性
○ 医療機関別係数による評価を含めた DPC 対象病院のあり方について、引き続き検討を
進める。
2.算定ルールに係る検討について
(1)概要
○ DPC/PDPS においては、診断群分類ごとの在院日数に応じた3段階の1日当たり点数
の設定にあたって、入院初期に要する医療資源投入量等に応じた4つの点数設定方式を
用いている。
(P68)
○ また、DPC 対象病院においては、短期滞在手術等基本料3は算定不可となっており、
DPC 算定病床において対象手術等を実施した場合、入院初日に大部分の報酬が設定され
る点数設定方式 D で算定することとされている。(P69)
(2)具体的な検討内容
① 点数設定方式について
○ 標準的な点数設定方式 A については、令和4年度診療報酬改定において、入院初期
の医療資源投入量が経時的に増加傾向であることを踏まえ、入院期間Ⅰをより重点的
に評価する体系へ見直しを行った。(P71)
○ 点数設定方式別の在院日数の変化の推移を確認したところ、症例構成の補正を行っ
た場合でも、点数設定方式 A で設定される診断群分類について、在院日数の明らかな
延長・短縮はみられていない。(P72,73)
○ 現行の点数設定方式 A~C については、入院期間Ⅰでの1日当たり医療資源投入量
と1入院期間での1日当たり医療資源投入量の比率(以下、
「入院期間Ⅰ/1入院比率」
という。)に応じて設定されているが、経年的な医療資源投入量等の変化により、
・ 入院期間Ⅰでの医療資源投入量が増加している診断群分類が多いこと
・ 点数設定方式 A が適用される診断群分類において、
「入院期間Ⅰ/1入院比率」が
大きくばらついていること
が確認された。
(P74~76)
○
また、令和4年度診断群分類点数表において点数設定方式 A で設定される診断群分
類のうち、入院期間Ⅰにおいて医療資源投入量が設定点数を大きく上回る例が存在す
ることが確認された。(P77)
○ こうした点については、入院初期に患者を退院させた場合であってもコスト回収が
できるよう見直すべきではないか、という指摘があったほか、標準的・定型的な経過
をたどれば早期退院できるような診断群分類については、入院期間Ⅱより早期に退院
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