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○新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱いについて 採決の結果 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00210.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第555回 9/15)《厚生労働省》
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第 555 回中央社会保険医療協議会総会の採決の結果について
令和5年9月 15 日
中央社会保険医療協議会総会会長
小塩 隆士
第 555 回中央社会保険医療協議会総会における議題に関する採決の結果は、以下のと
おりとなった。
○ 新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱いについて
中央社会保険医療協議会として承認する。
(委員からのご意見)
委員名(敬称略)



安藤 伸樹
新型コロナウイルスという未曽有の感染症に医療関係者が一丸
となって対応し、国民が安心して医療を受けられる体制を構築する
うえで、診療報酬上の様々な特例が果たしてきた役割は大きい。
一方で、本年5月から新型コロナは5類感染症に位置付けられ、
国民も徐々にウィズコロナのもとでの生活や社会経済活動に慣れ
つつあり、医療従事者の負担やコロナ医療の効率化の状況をよく見
極めながら、徐々に、5類感染症としての新型コロナに対応した診
療報酬体系への移行を進めていくべきである。
その意味で、見直し案は、現状を踏まえた対応として妥当と考え
る。今後も、感染状況や見直し後の各特例の算定状況をこまめに把
握し、新型コロナの現状に即した報酬体系の構築に向け、検討を続
けていただきたい。
松本

真人

新型コロナウイルス感染症の診療や感染症対策の実態は、季節性
インフルエンザ等と概ね同等のレベルまで効率化されているにも
かかわらず、今回の見直し案は、多くの特例措置を継続するもので
あり、健保連の主張とは距離がある。しかし、5月の見直しに続き、
多くの項目で現行の半分以下まで点数を引き下げるということで、
完全廃止に向けた道筋は一定程度みえてきた。
また、新型コロナウイルスの感染が冬に拡大する懸念がある状況
を鑑みれば、ソフトランディングというのも政策的には理解でき
る。特例の趣旨を十分理解した上で、患者の安心・安全の観点から、
受け入れ体制はしっかりと確保していただきたい。

佐保

昌一

新型コロナウイルス感染症の類型変更後の感染動向や診療実態、
患者への影響を踏まえつつ、既存の特例措置を見直しながら、最終
的に特例の廃止を目指してソフトランディングさせていくという
方向性で進めるべき。こうした観点から、今回の見直し(案)を了
承する。
今後、令和6年度診療報酬改定において、恒常的な感染症対応と
して見直しを行うにあたっては、これまでの診療報酬上の特例措置
が医療現場にどのような影響や効果を与えたのかといった点の検

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