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○新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱いについて 採決の結果 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00210.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第555回 9/15)《厚生労働省》
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と考えます。
長島
茂松
江澤

公之
茂人
和彦

新型コロナウイルス感染症が類型変更された以降においても、地
域の医療現場では、医療の質と患者さんの安全を担保するために、
受入体制をはじめ、最大限の努力を、継続し、尽力してきた。
そうした現場の継続的な取組の中で、中医協で紹介があったよう
に、確かに対応が改善・効率化された部分もあると考える。
しかしながら、それでも、どうしても避けることができない追加
的負担、例えばPPEの交換、時間的・空間的分離による効率性の
低下など、今後も続く部分も少なくない。また、発熱外来の対応に
必要なスタッフなどの雇用継続など、一定のコストもかかり続け
る。
さらに、急性期病床を支援するためには、回復患者の受入促進も
含め、まだまだ地域全体が面となって対応していく必要性がある。
現在、コロナ患者数がまだまだ多い状態であるのに加え、この冬、
さらなる増加も想定されることから、急激な見直しにより、これま
でコロナに尽力してきた医療機関の対応力が損なわれるようなこ
とは決してあってはならない。
今後の感染状況や、地域医療の現状を見定めつつ、国民の命と健
康を守るために必要十分かつ適切な対応を求める。

池端

幸彦

新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱については、大幅
な減額となり現場感覚とは大きな齟齬を感じますが、ゼロ査定には
ならなかった点をもって消極的ながら承認したいと思います。
但し、施設基準の特例扱いについては、今後の新型コロナウイル
ス感染症のクラスター発生や入院調整等の状況をみながら、新型コ
ロナウイルス感染症診療や一般診療に大きな支障が出る可能性を
慎重に見極めて頂きながら、今後も柔軟な対応をご検討頂けるよう
強く要請したいと思います。



弘志

新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に変更されたが、
中等症Ⅱ以上の患者さんの入院はもとより併存疾患がある患者さ
んに対しては医学的見地から入院せざるを得ない高齢者等が多く
存在している。9月末で現在の特例対応が終了するけれども 10 月
以降も患者さんの対応は必要であるので、今回の特例対応が必要と
思われる。来年4月からはじまる第8次医療計画において新興感染
症の対応が検討されている。今回の特例支援は原則来年の3月末を
もって終了されると思われるが、4月以降も継続する項目も慎重に
検討していただきたい。



正純

今回の事務局案に賛同します。
その上で、今後の新興感染症対応を含め、様々な状況においても
必要な歯科医療が提供できるよう、次期診療報酬改定においても恒
常的な感染症対応について適切な評価を検討いただきたく要望致
します。



昌平

新型コロナウイルス感染症の流行は、感染症法上の類型が2類相
当から5類へと変更された後も続いており、薬剤師・薬局では引き
続き感染対策を徹底した上で、自宅で療養しており、外出できない
患者さんや高齢者施設の入所者等を含め、コロナ治療薬等の提供に
尽力しています。

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