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【資料1-4】(4)LIFEの活用状況の把握およびADL維持等加算の拡充の影響に関する調査研究事業の速報値(案) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35313.html
出典情報 介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第27回 9/21)《厚生労働省》
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(4).LIFE の活用状況の把握およびADL 維持等加算の拡充の影響に関する調査研究事業
B. 介護関連DB分析
○ LIFEのADL維持等加算算定機能をデータを登録した事業所の利用者について、初回の要介護認定から
12月以内かの有無別及び除外条件注)の有無別で分析を行った。
○ 初回の要介護認定から12月以内の利用者は、やや改善・維持の割合が高い結果となった。通所系サー
ビスと介護老人福祉施設では、2時点間のADL値の差分について、初回認定12か月以内の該当有無別に
有意差が認められた。
○ 除外条件注)の該当有無別では、有意な差はみられなかった。
図表35 初回の要介護認定の該当有無別の6か月後のADL値の変化
(通所系サービス)
0%
連携なしリハ 非該当 かつ
該当
初回認定 該当 (n=18,911)

25%

20.0%

50%

75%

66.9%

100%
(n=18,911)

該当
*

15.4%

0%

13.1%

初回認定
12月以内

連携なしリハ 非該当 かつ
非該当
初回認定 非該当 (n=202,350)

図表38 除外条件有無別の6か月後のADL値の変化
(通所系サービス)

70.0%

14.7%

25%

50%

維持

100%

(n=5,024)

17.1%

68.7%

14.2%

15.8%

69.7%

14.5%

除外条件
非該当

(n=221,261)

(n=202,350)

改善

75%

悪化

改善

維持

悪化

図表36 初回の要介護認定の該当有無別の6か月後のADL値の変化
(特定施設入居者生活介護)
0%
初回認定あり(n=1137)
該当

25%

16.8%

50%

75%

100%
(n=1,137)

62.6%

20.6%

61.4%

23.2%

初回認定
12月以内
初回認定なし(n=20102)
非該当 15.4%

改善

維持

注)ADL維持等加算の要件のうち、「他の施設や事業所が提供するリハビリテーション
を併用している利用者については、リハビリテーションを提供している当該他の施設や
事業所と連携してサービスを実施している場合に限り、ADL利得の評価対象利用者に
含めるものとする。」を踏まえ、「他の施設や事業所が提供するリハビリテーションを
併用している利用者のうち、リハビリテーションを提供している当該他の施設や事業所
と連携してサービスを実施していない利用者」を「除外条件該当」としている。

(n=20,102)

悪化

図表37 初回の要介護認定の該当有無別の6か月後のADL値の変化
(介護老人福祉施設)
0%

25%

初回認定あり(n=3692)
該当 12.3%

50%

75%

69.0%

100%
(n=3,692)

18.7%

初回認定
12月以内

*

初回認定なし(n=63387)
非該当 10.2%

68.6%
改善

維持

21.2%
悪化

※令和5年2月時点までに、LIFEの「ADL維持等加算算定」機能を用いてADL利得の計算
を行った事業所のデータを用いて算出。
※通所系サービスは、通所介護及び認知症対応型通所介護を指す。各サービス、いずれ
も地域密着型を含む。
※除外条件に該当する分析対象利用者数が100名以上であった通所系サービスのみ分析
を実施。
※同一利用者のADL値について2時点の差分を算出し、その差分についてMann-Whitney
のU検定を実施した(*p<0.01)。

(n=63,387)

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