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参考資料6_がん研究10か年戦略」の推進に関する報告書(中間評価)(平成31年4月) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35452.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第15回 9/27)《厚生労働省》
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1.

はじめに

我が国において、がんは、昭和 56(1981)年より死因の第 1 位であり、平成
27(2015)年には約 37 万人ががんにより亡くなっており、生涯のうちに、約
2人に1人ががんに罹患すると推計されている。今後、急速な高齢人口の増加
に伴う高齢のがん患者の急増によりがん罹患者はさらに増加することが懸念さ
れる。小児及びAYA(Adolescent and Young Adult, 思春期及び若年成人)
世代にとっても、がんは、病死の主な原因の1つであることから、依然とし
て、がんは、国民の生命と健康にとって重大な問題である。
がん対策については、その基礎となるがん研究を中心に進められており、我が
国のがん研究は、昭和 59(1984)年から開始した「対がん 10 ヵ年総合戦略」、
平成6(1994)年から開始した「がん克服新 10 か年総合戦略」、さらに平成 16
(2004)年から開始した「第3次対がん 10 か年総合戦略」に基づき取り組んで
きた。
その後、本会議における検討を経て、平成 26(2014)年からは、文部科学大
臣、厚生労働大臣、経済産業大臣の確認の下に策定された「がん研究 10 か年戦
略」
(以下「戦略」という)に基づき、がん研究を推進してきた。
戦略においては、
「戦略目標」として、
「我が国の死亡原因の第一位であるがん
について、患者・社会と協働した研究を総合的かつ計画的に推進することにより、
がんの根治、がんの予防、がんとの共生をより一層実現」することで、
「第2期
がん対策推進基本計画」の全体目標である「がんによる死亡者の減少」、
「すべて
のがん患者とその家族の苦痛の軽減と療養生活の質の維持向上」、「がんになっ
ても安心して暮らせる社会の構築」を達成することを目指すこととした。
この目標を達成するため、
「今後のあるべき方向性」として、
「国民の視点に立
ち、これまでも取り組みを進めてきた根治をめざした治療法の開発に加え、がん
患者とその家族のニーズに応じた苦痛の軽減や、がんの予防と早期発見、がんと
の共生といった観点を重視」した研究を進めることとし、「具体的研究事項」と
して、以下の8つの柱を設定した。
(1)がんの本態解明に関する研究
(2)アンメットメディカルニーズに応える新規薬剤開発に関する研究
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