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資料1-2 先進医療B評価表(整理番号124) (1 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24171.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第130回 3/10)《厚生労働省》 |
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先進医療 B 実施計画等評価表(番号 B124)
評価委員
主担当: 松山
副担当: 佐藤
副担当: 伊藤(陽)
技術専門委員: -
先進医療の名称
慢性膵炎等に対する膵全摘術に伴う自家膵島移植
申請医療機関
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院
医療技術の概要
1型糖尿病患者に対する同種死体膵島移植については、
有効性・安全性等が確認されたことを踏まえ、2020 年度か
ら保険収載された。しかし、膵良性疾患で膵全摘術を受け
る患者が発症する糖尿病を抑制するための自家膵島移植
は、海外では標準治療になりつつあるが、日本では未だ標
準治療ではない。
本試験では、疼痛コントロール困難な慢性膵炎および膵
動静脈奇形という膵全摘術が適応となる膵良性疾患に対し
て膵全摘術を行い、併せて膵島の自家移植を行う。自家膵
島移植の有効性について検討するため移植膵島機能および
糖代謝機能を評価する。副次的に疼痛抑制効果、QOL、安全
性を評価する。
○主要評価項目:
治療半年後(180 日±14(日後))評価において血糖コン
トロールが良好(※)な患者の割合
(※)血糖コントロール良好とは、以下の①、②、③のすべてを満
たした場合と定義する。
①空腹時血中 c-ぺプチド≧0.1ng/mL、②HbA1c 値(NGSP 値) <7.4%
もしくは術前から糖尿病を合併する場合は HbA1c 値(NGSP 値)が術
前値プラス 1.0%未満、③術後 30 日後から半年後まで重症低血糖発
作を起こさなかった
○副次評価項目:
・有効性評価項目
1)膵臓に起因する疼痛が改善した患者の割合
2)重症低血糖発作を起こさず血糖コントロールが良好な
患者の割合
3)鎮痛薬の使用が不要となった患者の割合
4)SF-36 および QLQ-PAN26(CP)による QOL の評価
5)数値的評価スケールによるペインスコア(直前 7 日間
の平均)
6)体重、BMI
7)消化酵素薬の投与量
8)インスリン導入症例の割合
評価委員
主担当: 松山
副担当: 佐藤
副担当: 伊藤(陽)
技術専門委員: -
先進医療の名称
慢性膵炎等に対する膵全摘術に伴う自家膵島移植
申請医療機関
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院
医療技術の概要
1型糖尿病患者に対する同種死体膵島移植については、
有効性・安全性等が確認されたことを踏まえ、2020 年度か
ら保険収載された。しかし、膵良性疾患で膵全摘術を受け
る患者が発症する糖尿病を抑制するための自家膵島移植
は、海外では標準治療になりつつあるが、日本では未だ標
準治療ではない。
本試験では、疼痛コントロール困難な慢性膵炎および膵
動静脈奇形という膵全摘術が適応となる膵良性疾患に対し
て膵全摘術を行い、併せて膵島の自家移植を行う。自家膵
島移植の有効性について検討するため移植膵島機能および
糖代謝機能を評価する。副次的に疼痛抑制効果、QOL、安全
性を評価する。
○主要評価項目:
治療半年後(180 日±14(日後))評価において血糖コン
トロールが良好(※)な患者の割合
(※)血糖コントロール良好とは、以下の①、②、③のすべてを満
たした場合と定義する。
①空腹時血中 c-ぺプチド≧0.1ng/mL、②HbA1c 値(NGSP 値) <7.4%
もしくは術前から糖尿病を合併する場合は HbA1c 値(NGSP 値)が術
前値プラス 1.0%未満、③術後 30 日後から半年後まで重症低血糖発
作を起こさなかった
○副次評価項目:
・有効性評価項目
1)膵臓に起因する疼痛が改善した患者の割合
2)重症低血糖発作を起こさず血糖コントロールが良好な
患者の割合
3)鎮痛薬の使用が不要となった患者の割合
4)SF-36 および QLQ-PAN26(CP)による QOL の評価
5)数値的評価スケールによるペインスコア(直前 7 日間
の平均)
6)体重、BMI
7)消化酵素薬の投与量
8)インスリン導入症例の割合