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【資料2-2】令和6年度介護報酬改定に向けた基本的な視点(案) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35686.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第227回 10/11)《厚生労働省》
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○ 第2の視点は自立支援・重度化防止を重視した質の高い介護サービスの
実現である。高齢者の自立支援・重度化防止といった介護保険制度の趣旨
に沿い、多職種による連携を通じた取組の推進やデータの活用等を行うこ
とが必要である。
○ このため、リハビリテーション・口腔・栄養の一体的取組を一層推進し
ていくことや介護現場において科学的介護の取組が進むよう令和3年度改
定より開始された LIFE を活用した質の高い介護を進めていくことが必要で
ある。
(3)良質な介護サービスの確保に向けた働きやすい職場づくり
○ 第3の視点は良質な介護サービスの確保に向けた介護現場の働きやすい
職場づくりである。介護を担う人材の不足や将来の担い手減少の中で、更
なる介護サービスの質の向上を図るため、介護人材の確保・生産性の向上
に対応していくことが求められる。
○ この課題に対応するため、介護職員の処遇改善や介護職員のやりがい・
定着にもつながる職場環境の改善に向けた先進的な取組を推進していくこ
とが必要である。具体的には、介護ロボット・ICT 等のテクノロジーやい
わゆる介護助手の活用などにより、サービスの質の向上と業務負担の軽減
を図ることが重要である。
○ また、経営の協働化等やテレワークなどの柔軟な働き方やサービス提供
の推進に資する取組も必要である。
(4)制度の安定性・持続可能性の確保
○ 第4の視点は制度の安定性・持続可能性の確保である。保険料・公費・
利用者負担で支えられている介護保険制度の安定性・持続可能性を高めて
いくことで、全ての世代にとって安心できる制度としていくことが求めら
れる。
○ このような観点から、全世代型社会保障の基本理念に基づき、サービス
提供の実態を十分に踏まえながら、評価の適正化・重点化、報酬体系の整
理・簡素化を進めていくことが必要である。

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