よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


入-2これまでの議論におけるご指摘等について (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」のうち心不全の患者における救急医療管理加算の算定状況①

診調組 入-1
5.9.29

○ 令和4年度における「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」であって傷病名が心不全の患者では、NYHA分類Ⅰ度の割合が減
少しており、加算1で2.8%、加算2で4.5%の患者がNYHA分類Ⅰ度の状態だった。
救急医療管理加算を算定する患者のうち「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」
であって、傷病名が心不全の患者におけるNYHA分類の分布
50.0%

44.6%43.9%

45.0%

38.8%39.6%

40.0%

45.1%
43.7%
40.5%

35.2%

35.0%
28.5%
25.4%

30.0%

26.3%

25.0%

22.0%

18.9%

20.0%

14.4%
12.5%

15.0%
10.0%
5.0%

5.3%

3.0% 2.8%

4.9% 4.5%

0.0%
Ⅰ度

Ⅱ度
加算1 H30

加算1 R2

Ⅲ度
加算1 R4

加算2 R2

Ⅳ度
加算2 R4

※ 平成30年度及び令和2年度は入院時の分類、令和4年度は救急受診時、治療室又は病棟入室時のうち最も重い分類による。

(参考) NYHA心機能分類

急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改定版)より抜粋



心疾患はあるが身体活動に制限はない。日常的な身体活動では著
しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。



軽度ないし中等度の身体活動の制限がある。安静時には無症状。日
常的な身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。



高度な身体活動の制限がある。安静時には無症状。日常的な身体
活動以下の労作で、疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。



心疾患のためいかなる身体活動も制限される。心不全症状や狭心痛
が安静時にも存在する。わずかな労作でこれらの症状は増悪する。

出典:DPCデータ(各年度4月~3月) ※R2とR4においては、新型コロナにより入院した患者を除く。

23