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(資料7)「行動制限最小化委員会の実態に関する調査」(中島参考人提出資料) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
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考 察

11

行動制限最小化には、病院管理者のリーダー
シップの重要性が浮かび上がった。
各病院とも看護師が活動の中核をなし、行動制
限最小化に向けて奮闘していたり、臨床の中で
大きなジレンマを抱えている様子が確認された。
医師・看護師のみの視点ではなく、他職種や外
部委員を含めた第三者の視点が生かされた病棟
ラウンドの実施がもっと必要である。
組織づくりの阻害要素として、委員の積極性、
長期の隔離・身体的拘束者に対し、新しい視点
で意見が出ないという課題、委員会の停滞や形
骸化が挙げられた。
委員会の役割として、非自発入院者の入院形態
についての検討もすべき。