よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(資料8)第4回検討会(第8次医療計画の策定に向けて)のご意見を踏まえた検討の方向性について(事務局資料) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第8次医療計画の策定に向けて③
第4回検討会のご意見
(精神病床における基準病床数について)
○ 入院治療は最小限として、それまでの生活環境から切り離されずに治療を受けられる地域医療体制を進めていくことが重要で、
可能な限り病床を削減していく方向であることを示すべき。
○ 長期入院の定義をより期限の短いものに改め、さらに3年、5年、10年以上などと類型化し、少なくとも2年以上長期在院者
数に相当する病床数は即座に削減されるべき病床と位置づけるか、もしくは不要にもかかわらず諸事情で削減できない病床と位
置づけられるように改められる必要がある。
○ 基準病床算定式の係数につき、第8次医療計画では、全国的に定まる要素と、地域によって変わる要素とを分けて、前者につ
いては国で決め、後者についてのみ都道府県が決めるように整理する必要がある。
○ 第8次医療計画の基準病床算定式では、政策効果により病床数が減少しているものと、政策効果によらず病床が減少している
ものと区別し、算定できるようにする必要がある。
○ スーパー救急の病床数については医療計画で各都道府県できちんと定めるべき。
○ 精神科の病床の適正化を進めた病院については診療報酬上の評価を連動させる必要がある。

検討の方向性
○ 厚生労働科学研究において精神病床における基準病床数の検討を進めるに当たっては、以下の点を踏まえることが必要ではな
いか。
・ 近年、精神病床における入院患者数は減少傾向にあることを勘案したものとすること
・ その際には、政策効果(例:精神科医療の進展、地域における基盤整備の進展)、政策効果以外(例:患者の年齢構成の変
化)の両者の影響を勘案できるものとすること 等

3