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参考資料1 給付と負担について(参考資料) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36058.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第108回 11/6)《厚生労働省》
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令和5年7月10日介護保険部会(第107回)における主な議論

(1号保険料の在り方)


1号保険料の多段階化については、1号保険料負担が増加傾向にある中、低所得者の保険料上昇を抑え
るための見直しとして一定の理解ができる。

・ 高齢化が進展する中で、介護保険制度の持続可能性を確保するため、各保険者における保険料設定の実
態を踏まえて、更なる多段階化や乗率を見直す方向で議論を進めてはどうか。
・ 介護保険料を引き上げる際には、負担感に対する配慮が必要であり、負担能力があるからといって上限なく介
護保険料を引き上げることには慎重であるべき。
・ 1号保険料の在り方については、年末までに結論を得ることとされているが、令和6年度から始まる第9期介
護保険事業計画に向けて保険者が保険料を円滑に設定できるよう、国から早期の情報提供等が必要。
・ 保険者によって、第1号被保険者の分布や保険料設定は様々であり、制度見直しに当たってはこうした実態
を踏まえる必要がある。
・ 高所得者の保険料を引上げた分について、低所得者の方々の保険料の軽減に充当するとことはもちろん、報
酬改定も見据え、介護労働者の処遇改善などの次期の介護報酬改定の財源といったものに充当、活用すると
いうことも考えられるのではないか。
・ 第1号被保険者の保険料については、更なる多段階化等の見直しをした場合であっても、低所得者の負担
軽減に充当されている公費の役割はそのまま維持していくべき。
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