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○診療報酬改定結果検証部会からの報告について 総-1-5-1 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00222.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第563回 11/10)《厚生労働省》
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施設調査(一般診療所・病院)の結果⑨
<一般名処方が増えない理由>(報告書p212~214)
○ 1年前と比較して一般名処方の件数が「変わらない」「減った」と回答した場合、一般名処方が増えない理由を尋ねたとこ
ろ、以下のとおりであった。
一般診療所のうち外来後発医薬品使用体制加算の届出あり施設(96施設)では「後発医薬品の安定供給への不安があるか
ら」が36.5%、外来後発医薬品使用体制加算の届出なし施設(75施設)では28.0%であった。
病院調査のうち「特段の条件なし」で抽出した施設(73施設)では「後発医薬品の安定供給への不安があるから」が35.6%で
あった。
医師調査のうち「特段の条件なし」で抽出した施設の医師(78人)では「後発医薬品の安定供給への不安があるから」が
34.6%であった。
図表 3-75 一般名処方が増えない理由(複数回答)
(1年前と比較して一般名処方の件数が「変わらない」「減った」場合)
<病院(後発医薬品使用体制
加算の算定有無別)>

<一般診療所>
0%
後発医薬品の品質への不安があるから

7.3

先発医薬品を希望する患者が増えたから

20%

40%

60%

80%

8.3
2.7

41.7
41.3

先発医薬品を希望する患者が増えたから

無回答
【抽出条件②】①以外の診療所のうち、外来後発医薬品使用体制加算の届出施設 n=96

無回答

80%

100%

6.4

19.2

その他

31.5
30.9
33.3

60%

34.6

オーダリングシステムの変更など一般名処方に
対応できる院内体制が整備されていないから

20.5
21.8
16.7

その他

13.5
16.0

【抽出条件③】①以外の診療所のうち、外来後発医薬品使用体制加算を届け出ていない施設 n=75

8.2
9.1
5.6

40%

15.4

後発医薬品の安定供給への不安があるから

22.2

オーダリングシステムの変更など一般名処方に対
応できる院内体制が整備されていないから

20%

後発医薬品の品質への不安があるから

35.6
40.0

後発医薬品の安定供給への不安があるから

先発医薬品を希望する患者が増えたから

3.1
2.7

100%
0%

16.4
12.7
27.8

36.5
28.0

その他
無回答

後発医薬品の品質への不安があるから

25.3

後発医薬品の安定供給への不安があるから

オーダリングシステムの変更など一般名処方に
対応できる院内体制が整備されていないから

0%

20% 40% 60% 80% 100%

<医師>

28.2

10.3

13.7
12.7
16.7

【抽出条件(病院)①】特段の条件なし n=78
【抽出条件①】特段の条件なし n=73

算定あり n=55

算定なし n=18

※「その他」の内容のうち、主なものは以下のとおり。
一般診療所調査: 元々一般名処方が中心だから。 病院調査:一般名処方のマスタメンテナンスが多忙のためできない。院内調剤が多いため。
医師調査:以前から一般名処方だから。オーダリングシステムではない紙カルテ。すでに電子カルテで一般名処方になっており、自身で意識して処方を変えていない。

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