よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4-2 国立精神・神経医療研究センター 松本部長 御提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231116/medical01_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第1回 11/16)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料4-2

市販薬乱用・依存の現在
乱用・依存患者の動向(2022年 全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患実態調査)
•危険ドラッグ乱用鎮静化の後、精神科医療にアクセスする薬物関連精神疾患患者数はむし
ろ増加。
•とりわけ2016年以降、市販薬関連障害患者数の増加が顕著。

市販薬乱用・依存患者の臨床的特徴(宇佐美・松本, 精神医学, 2020)
•10~20代の女性に多く、怠学傾向や非行傾向がなく、一般青年と変わらない生活背景を
持っており、薬物問題の専門家であっても、外見・挙動で購入目的を識別することは困難。
•しかしその一方で、ストレスやトラウマに関連する心因性精神障害(ICD-10 F4)や、自
閉スペクトラム症などの発達障害(ICD-10 F8)を併存している者が多い。
•快感を求めて使用しているというよりも、心理的苦痛の緩和のために使用している。
•ジヒドロコデイン連日大量使用者の場合、離脱時に抑うつ気分の悪化や自殺念慮の出現
を呈しやすく、医学的管理を要する場合がある(松本, きょうの健康, NHK)。

入手経路・使用薬剤(2022年 全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患実態調査)
•患者の多くは「店舗」から購入している(薬局71.5%, 店舗22.2%, インターネット16.4%: 複数回答あり)。
•乱用製品としては、鎮咳薬・感冒薬が圧倒的に多い
•最近1年以内に使用の見られた市販薬関連精神障害症例207名中、乱用製品としては、多い順に、コデイン含有群(メチ
ルエフェドリン・ジヒドロコデイン含有製品等)150例(73.5%)、ブロムワレリル尿素主剤群34例(16.7%)、デキス
トロメトルファン含有群30例(14.7%)、アリルイソプロピルアセチル尿素含有群23例(11.3%)、ジフェンヒドラミ
1
ン主剤群18例(8.8%)であった。