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資料1-1 医薬品等の使用上の注意の改訂について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24331.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和3年度 第3回 3/11)《厚生労働省》
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No.

一般名

薬効
分類

改訂内容

改訂理由

直近3年度の国内副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】

令和3年12月17日発出
【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成9年4月25日付け薬発第606号局長通知)に基づく改訂(旧記載要領)】

21-31 ブロナンセリン(経口剤)

117 精神
神経用剤

現行

改訂案

禁忌
アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナ
ゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)、フルコナゾール、ホスフルコ
ナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナ
ビル配合剤、ネルフィナビル、ダルナビル、アタザナビル、ホスアン
プレナビル)、コビシスタットを含む製剤を投与中の患者

禁忌
アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナ
ゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)、フルコナゾール、ホスフルコ
ナゾール、ポサコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、
ロピナビル・リトナビル配合剤、ネルフィナビル、ダルナビル、アタ
ザナビル、ホスアンプレナビル)、コビシスタットを含む製剤を投与
中の患者

相互作用
併用禁忌

相互作用
併用禁忌

薬剤名等
CYP3A4を強く阻害す
る薬剤[アゾール系
抗真菌剤(イトラコナ
ゾール、ボリコナゾー
ル、ミコナゾール(経
口剤、口腔用剤、注
射剤)、フルコナゾー
ル、ホスフルコナゾー
ル)、HIVプロテアー
ゼ阻害剤(リトナビ
ル、ロピナビル・リト
ナビル配合剤、ネル
フィナビル、ダルナビ
ル、アタザナビル、ホ
スアンプレナビル)、
コビシスタットを含む
製剤]

臨床症状・措置方法
機序・危険因子
薬剤名等
本剤の血中濃度が上 本剤の主要代謝酵素 CYP3A4を強く阻害す
昇し、作用が増強す であるCYP3A4を阻 る薬剤[アゾール系
るおそれがある。
害するため、経口クリ 抗真菌剤(イトラコナ
アランスが減少する ゾール、ボリコナゾー
可能性がある。外国 ル、ミコナゾール(経
において、ケトコナ
口剤、口腔用剤、注
ゾール(経口剤:国内 射剤)、フルコナゾー
未発売)との併用に ル、ホスフルコナゾー
より本剤のAUCが17 ル、ポサコナゾー
倍、Cmaxが13倍に増 ル)、HIVプロテアー
加したとの報告があ ゼ阻害剤(リトナビ
る。
ル、ロピナビル・リト
ナビル配合剤、ネル
フィナビル、ダルナビ
ル、アタザナビル、ホ
スアンプレナビル)、
コビシスタットを含む
製剤]

臨床症状・措置方法
機序・危険因子
本剤の血中濃度が上 本剤の主要代謝酵素
昇し、作用が増強す であるCYP3A4を阻
るおそれがある。
害するため、経口クリ
アランスが減少する
可能性がある。外国
において、ケトコナ
ゾール(経口剤:国内
未発売)との併用に
より本剤のAUCが17
倍、Cmaxが13倍に増
加したとの報告があ
る。

※新記載要領の改訂内容は上記と同様。
【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和3年6月11日付け薬生発0611第1号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】

現行

改訂案

2. 禁忌
アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナ
ゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)、フルコナゾール、ホスフルコ
ナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナ
ビル配合剤、ネルフィナビル、ダルナビル、アタザナビル、ホスアン
プレナビル)、コビシスタットを含む製剤を投与中の患者

2. 禁忌
アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナ
ゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)、フルコナゾール、ホスフルコ
ナゾール、ポサコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、
ロピナビル・リトナビル配合剤、ネルフィナビル、ダルナビル、アタ
ザナビル、ホスアンプレナビル)、コビシスタットを含む製剤を投与
中の患者
10. 相互作用
10.1 併用禁忌

10. 相互作用
10.1 併用禁忌

4

In vivo データより得られたパラメータ
による静的薬物速度論(MSPK)モデ
ルを用いた予測により、ブロナンセリ
ンとポサコナゾールを併用した場合
において、ブロナンセリンの血漿中 ブロナンセリンとポサコナゾー
曝露量が、安全性の懸念が生じる程 ル併用症例:
度以上の曝露量まで増加するとの 0例
推定結果が得られ、有用性を損なう
と考えられることから、専門委員の
意見も踏まえ、改訂することが適切
と判断した。