よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1-4 大石専門委員・佐々木専門委員 御提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231120/medical02_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第2回 11/20)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

別紙2
令和5年5月 19 日医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ議事録
(抜粋)

[佐藤座長]
そもそもオンライン診療を全体として進めるというのが、多分、国としての
方針だったと思うのです。それは、もちろん、安全性、有効性が大事なのは分
かるのですが、やはり患者さんの利便性という観点が肝要かと。先ほどの繰り
返しになりますけれども、あまりデジタルに詳しくない高齢者の方がいると
か、先ほど連携(事務局注:急変時の対応に関する地域内での医療連携)の話
がありましたが、連携が必要というのは、別にへき地に限ったことではないは
ずなので、果たして、そういった、今、御説明があったところがへき地に限定
する理由になっているのかなというのが、こちらとしては疑問視せざるを得な
いかなというのが、今回の通知を見たときの素直な感想ということになるかと
は思います。
[印南専門委員]
普通に、オンラインにはオンラインの良さもあり、かつ、公民館とかデイサ
ービスもそうですし、そういったところで、普通に高齢者の方が、いろいろな
デジタルデバイドの問題を解消して、オンラインの良さのある治療を受けられ
るということに対して、へき地以外の方から選択肢を奪うというのは、過剰に
恐れ過ぎている新たな規制を今回入れていらっしゃるのだと思います。
[大石専門委員]
これ自体で、本当にどの程度の人が助かると思っていらっしゃるのかという
ことをお伺いしたくて、要は、私どもというか医療界の中にいる者は全員知っ
ているかと思うのですけれども、本当にすごいへき地にいらっしゃる、ここに
定義されているへき地の方々だけではなくて、診療が受けられない、もしくは
非常に受けにくい状態になっている方は、別にへき地に限らず存在していらっ
しゃるわけなのです。もともとオンライン診療というのは、そういう人たちを
救うために設定されて普及してきたものだと思っております。

6