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【参考資料1-2】医療部会(11月1日)各委員の発言要旨 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36621.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第171回 11/29)《厚生労働省》
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反映させるということ。ここで診療報酬を抑えるということになると、この好循環の輪
が切れてしまうことになる。そういった意味で、物価高騰と雇用ということを守るため
にも、ぜひとも診療報酬は、ここで上げるということが必要になってくる。


歯科医療機関においても物価高騰、賃金上昇への対応は喫緊の課題である。歯科診療
所では、食材料費はかかっていないが、光熱水費や日々の診療で使用する歯科材料費や
医療機器の価格、さらに、委託費等の価格も高騰をしている。公定価格で診療を行う中
で、これ以上の対応をするには限界があり、診療報酬による対応は必須であることから、
食材料費だけでなく光熱水費なども明示的に記載するべきではないか。



今回、基本認識に関して、物価高騰、賃金上昇等々をしっかりと明記していただいて
いるのは、非常に評価させていただきたい。やはり物価高騰に関しては、光熱水道費等
の明記も必要と思っている。今、非常に大きな負担をしている。



物価高騰、賃金上昇の話が出ているが、この対応に当たっては、患者負担、保険料負
担への影響を踏まえた対応ということを、ぜひ徹底していただきたい。



物価の問題というのは、医療機関のみならず、社会全般の問題であり、まさに、今、
経済対策等々で政府が様々な手当をしているところである。医療分野において、特に保
険制度の中で対応しなくてはならない部分は何なのかということを、よく区分けをしな
がら対応していただきたい。

(全世代型社会保障の実現や、医療・介護・障害福祉サービスの連携強化、新興感染症等
への対応など医療を取り巻く課題への対応)


「今後は、75 歳以上人口の増加と生産年齢人口の減少という人口構造の変化に直面
することとなるが」という表現があるが、これはおかしい。もう既に 75 歳以上人口と
いうのは、統計を取り始めて以来、戦時中の一時期を別にすれば、ずっと増加をしてき
ており、それから生産年齢人口の減少も 1990 年代の前半にピークアウトしている。し
たがって、今後は直面することとなるが、というのは、今後、さらにこうした傾向が加
速されるとか、深刻化するとか、そういう表現にすべき。

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