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資料2-2 令和6年度診療報酬改定の基本方針(骨子案) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00051.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第104回 11/29)《厚生労働省》
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・ 重複投薬、ポリファーマシー、残薬や、適正使用のための長期処方の在り
方への対応、リフィル処方箋の活用等、医師及び薬剤師の適切な連携による
医薬品の効率的かつ安全で有効な使用を促進。



医学的妥当性や経済性の視点も踏まえた処方を推進。
薬局の経営状況等も踏まえ、地域の患者・住民のニーズに対応した機能を有

する医薬品供給拠点としての役割の評価を推進。(再掲)
3.将来を見据えた課題


我が国の医療制度が直面する様々な課題に対応し、
「全世代型社会保障」を
実現するためには、診療報酬のみならず、医療法、医療保険各法等の制度的枠
組みや、国や地方自治体の補助金等の予算措置など、総合的な政策の構築が不
可欠である。



患者自身が納得して医療を受けられるよう、患者にとって身近で分かりや
すい医療を実現していくとともに、国民の制度に対する納得感を高めるため、
政府において、診療報酬制度を分かりやすくするための取組を継続していく
こと、また、国民に対して医療制度に関する丁寧な説明を行っていくことが必
要である。



予防・健康づくりやセルフケア等の推進が図られるよう、住民、医療提供者、
保険者、民間企業、行政等の全ての関係者が協力・連携して国民一人一人を支
援するとともに、国はこうした取組に向けた環境整備を行うことが必要であ
る。



今後も、医療情報の活用や医療機関間における連携のための取組等を含む
医療 DX を推進することにより、地域医療連携の円滑化、個々の医療機関等
の負担軽減を図り、将来にわたって安心・安全で質の高い医療サービスを実現
していく必要がある。

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