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資料2-2 令和6年度診療報酬改定の基本方針(骨子案) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00051.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第104回 11/29)《厚生労働省》
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医療人材及び医療資源の偏在への対応

(2)ポスト 2025 を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療 DX を
含めた医療機能の分化・強化、連携の推進
(基本的視点)


団塊の世代が全て 75 歳以上となる 2025 年に向けて、医療機能の分化・連
携や地域包括ケアシステムの構築が進められてきたが、2025 年以降も人口減
少・高齢化が進む中、患者の状態等に応じて質の高い医療を適切に受けられる
よう、介護サービス等と連携しつつ、切れ目のない提供体制が確保されること
が重要である。



このため、医療 DX を推進し、今般の感染症対応の経験やその影響も踏ま
えつつ、外来・入院・在宅を含めた地域全体での医療機能の分化・強化、連携
を着実に進めることが必要である。

(具体的方向性の例)


医療 DX の推進による医療情報の有効活用、遠隔医療の推進


マイナ保険証を活用した、質が高く効率的な医療の提供。

・ 電子処方箋の普及、電子カルテ情報の3文書・6情報(診療情報提供書、
退院時サマリー、健康診断結果報告書、傷病名、アレルギー情報、感染症情
報、薬剤禁忌情報、検査情報(救急及び生活習慣病)、処方情報)の入力・
管理、入院診療計画書等の電子的な文書提供等の医療情報の標準化・ICT の
活用等を通じて、医療連携の取組を推進。


生活に配慮した医療の推進など地域包括ケアシステムの深化・推進のため
の取組

・ 医療機関間や医療機関と薬局・訪問看護ステーション等との連携、医科歯
科連携、医療と介護の連携、医療と障害福祉サービスの連携、その他の地域
の保健・福祉・教育・行政等の関係機関との連携も含め、地域包括ケアシス
テムの深化・推進のための多職種連携・協働の取組等を推進。


高齢化する障害者施設における適切な医療提供に向けた取組等の推進。
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