よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2-1 医療保険部会(10 月27 日)各委員の発言要旨 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00051.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第104回 11/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

な医療提供体制が構築できるよう、看護職員をはじめ医療従事者全体の賃金、労働環境
の改善につながる報酬改定にしていただきたい。


働き方改革としては、医療従事者の負担軽減や勤務間インターバル制度の導入などに
資する体制整備に加えて、一人一人が専門性を十分に発揮できるよう、業務負担の軽減
と効率化に資する ICT など医療 DX の活用促進も重要と考えている。



タスク・シェア/タスク・シフティングの部分に関しては、ドクターの負担軽減だけ
ではなく、それに加え、より質の高い安全・安心な医療の提供につながる。そのために
も、地域における薬剤師の確保も必要であり、また、病院薬剤師の業務の評価、それを
通じた人材の確保などについて、医療計画を踏まえた検討が必要である。



日本の場合、医師に権限が集まり過ぎていると思う。もうちょっと分散したらいいの
ではないか。例えば看護師とかソーシャルワーカーに委ねたらいいのではないか。タス
ク・シェアリングというのは曖昧な言葉でいいのかもしれないが、基本的には医師に集
中し過ぎている権限をもう少し分散化したほうがいいのではないか。



医師のタスク・シフトに関して、医師でなくてもできる仕事、事務的なことは IT と
か DX 化はさらにどんどん広げていかなければならないし、一部、特定看護師の看護師
にお願いしている部分もあり、少しずつ広がっている。一方で、命の責任を取るという
医師の役目、こことの線引きは非常に難しい。それでも少しずつ進んでいることを御理
解いただきたい。



医師の不足する地域をどう解決していくのか、医師全体が足りているのか、あるいは
偏在なのか、いろいろな議論があるが、そういったところまで踏み込んでいただくよう
なことが必要である。



医者もある意味ではケースワーカー等にお任せするという領域もあるのではないかと
思う。医者で対応していただく面と、社会、人間関係、同じ世代の者の場を生かしてい
くというようなところも考えていただきたい。

(ポスト 2025 を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療 DX を含めた医療機
能の分化・強化、連携の推進)


医療機能の分化・強化、連携の推進とある。中医協の調査等において、増加する高齢
5