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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021178.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第82回 3/10)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
3 月 10 日 第 82 回モニタリング会議のコメント
礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされている。
また、ファイザー社のワクチンは、5~11 歳の小児においても、デルタ株等に対して、中和抗体価の上昇や発
症予防効果が確認されている。
ケ)小中学校の学級閉鎖や、保育園・幼稚園の休園により、欠勤せざるを得ない保護者等が多数発生しており、
社会機能の低下が危惧される。家庭や日常生活において、誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性がある
ことを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある。
コ)自分や家族が感染者や濃厚接触者となり、外出できなくなる場合を想定して、生活必需品など最低限の準
備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
①-2
① 新規陽性者数
今週の報告では、10 歳未満 18.7%、10 代 12.8%、20 代 15.3%、30 代 16.9%、40 代 16.8%、50 代 9.4%、
60 代 4.2%、70 代 2.8%、80 代 2.1%、90 歳以上 1.0%であった。
【コメント】
ア)2 週間連続して全年代の中で 10 歳未満の割合が最も高くなっており、警戒が必要である。また、5 歳未満
はワクチン未接種であることからも、保育園・幼稚園や学校生活での感染防止対策の徹底が求められる。
イ)若年層及び高齢者層を含めた誰もが、感染者や濃厚接触者になる可能性があることを意識し、自ら身を守
る行動を徹底する必要がある。
①-3
①-4
①-5
-ア
①-5
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週(2 月 22 日から 2 月 28 日まで(以下「前週」という。)
の 6,857 人から、今週は 5,302 人に減少し、その割合は 7.6%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の 904 人/日から 3 月 9 日時点で約 658 人/日に減少した。
【コメント】
ア)重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は減少したものの、非常に高い値で推移してい
る。現在、高齢者が入院患者数の約 7 割を占め、医療従事者への負荷が増大する等、医療提供体制に影響を与
えており、高齢者の新規陽性者数を注視する必要がある。
イ)医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
(1) 今週の濃厚接触者における感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 69.7%と最も多かった。次いで施
設(施設とは、
「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育園、学校等の教育施設等」をいう。)及
び通所介護の施設での感染が 19.4%、職場での感染が 4.8%であった。
-3-
グラフ
3 月 10 日 第 82 回モニタリング会議のコメント
礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされている。
また、ファイザー社のワクチンは、5~11 歳の小児においても、デルタ株等に対して、中和抗体価の上昇や発
症予防効果が確認されている。
ケ)小中学校の学級閉鎖や、保育園・幼稚園の休園により、欠勤せざるを得ない保護者等が多数発生しており、
社会機能の低下が危惧される。家庭や日常生活において、誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性がある
ことを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある。
コ)自分や家族が感染者や濃厚接触者となり、外出できなくなる場合を想定して、生活必需品など最低限の準
備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
①-2
① 新規陽性者数
今週の報告では、10 歳未満 18.7%、10 代 12.8%、20 代 15.3%、30 代 16.9%、40 代 16.8%、50 代 9.4%、
60 代 4.2%、70 代 2.8%、80 代 2.1%、90 歳以上 1.0%であった。
【コメント】
ア)2 週間連続して全年代の中で 10 歳未満の割合が最も高くなっており、警戒が必要である。また、5 歳未満
はワクチン未接種であることからも、保育園・幼稚園や学校生活での感染防止対策の徹底が求められる。
イ)若年層及び高齢者層を含めた誰もが、感染者や濃厚接触者になる可能性があることを意識し、自ら身を守
る行動を徹底する必要がある。
①-3
①-4
①-5
-ア
①-5
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週(2 月 22 日から 2 月 28 日まで(以下「前週」という。)
の 6,857 人から、今週は 5,302 人に減少し、その割合は 7.6%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の 904 人/日から 3 月 9 日時点で約 658 人/日に減少した。
【コメント】
ア)重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は減少したものの、非常に高い値で推移してい
る。現在、高齢者が入院患者数の約 7 割を占め、医療従事者への負荷が増大する等、医療提供体制に影響を与
えており、高齢者の新規陽性者数を注視する必要がある。
イ)医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
(1) 今週の濃厚接触者における感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 69.7%と最も多かった。次いで施
設(施設とは、
「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育園、学校等の教育施設等」をいう。)及
び通所介護の施設での感染が 19.4%、職場での感染が 4.8%であった。
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