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03 資料1 高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについて (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36630.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第22回 12/1)《厚生労働省》 |
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15歳以上における侵襲性肺炎球菌感染症の疾病負荷
③ 侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の血清型割合の状況
• 〇〇 15歳以上におけるIPDの症例から検出された肺炎球菌の血清型において、現在利用可能なPCV13、PCV15及びPPSV23を比較する
5歳未満のIPDの血清型については、近年沈降13価肺炎球菌結合型ワクチンでカバーされる血清型が減少している一
方、その他の血清型は持続的に検出されている
と、PPSV23でカバーされる割合は比較的高い。
○ PPSV23でカバーされる割合の推移をみると、PPSV23でカバーされる血清型のうち、PCV13に含まれる血清型(PCV13でカバーさ
れる血清型のうち6A以外)の割合が大幅に低下している一方で、PCV13でカバーされない血清型の割合の低下は、比較的小さい。
15歳以上のIPD由来肺炎球菌の各ワクチンでカバーされる割合 (%)(2014-2023年8月現在)
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
(8月現在)
全症例に
占める各
ワクチン
のカバー
割合 (%)
症例数
205
221
292
416
391
437
181
172
149
103
PCV13
PCV15
PCV20
PPSV23
45.4
56.1
68.8
67.3
44.8
52.9
68.3
68.3
31.8
39.7
65.1
63.0
29.1
35.8
65.6
66.3
29.7
34.5
61.4
61.6
28.1
33.9
55.6
56.8
26.5
32.6
53.6
53.6
24.4
27.9
45.3
45.3
26.8
30.2
45.6
47.0
25.2
27.2
41.7
41.7
15歳以上のIPD由来肺炎球菌におけるPPSV23でカバーされる割合の推移 (%)(2014-2023年8月現在)
PPSV23
100%
80%
60%
32.7%
24.3%
31.7%
24.9%
34.3%
40%
20%
43.0%
37.0%
43.4%
33.7%
38.2%
38.4%
32.9%
43.2%
46.4%
29.6%
28.2%
54.7%
53.0%
58.3%
21.5%
20.9%
17.5%
28.7%
28.1%
28.7%
27.2%
25.4%
23.8%
26.1%
24.2%
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年(8月現在)
PCV13 (6A除く)
PPSV23のうち非
PCV13
非PPSV23
0%
2014年
2015年
注:PCV13がカバーする13の血清型のうち、血清型6AのみPPSV23でカバーされないため、本図ではPPSV23の内数として「PCV13(6A除く)」の割合を示した。上段の表の「PPSV13」の割合と本図の「 PCV13(6A
除く) 」の割合は、血清型6Aの有無が異なるため一致しない。
【出典】
• 厚生労働科学研究 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業研究 『成人の侵襲性細菌感染症サーベイランスの強化のための研究』(研究代表者
(研究実施期間令和4年度~令和6年度)
明田幸宏)
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③ 侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の血清型割合の状況
• 〇〇 15歳以上におけるIPDの症例から検出された肺炎球菌の血清型において、現在利用可能なPCV13、PCV15及びPPSV23を比較する
5歳未満のIPDの血清型については、近年沈降13価肺炎球菌結合型ワクチンでカバーされる血清型が減少している一
方、その他の血清型は持続的に検出されている
と、PPSV23でカバーされる割合は比較的高い。
○ PPSV23でカバーされる割合の推移をみると、PPSV23でカバーされる血清型のうち、PCV13に含まれる血清型(PCV13でカバーさ
れる血清型のうち6A以外)の割合が大幅に低下している一方で、PCV13でカバーされない血清型の割合の低下は、比較的小さい。
15歳以上のIPD由来肺炎球菌の各ワクチンでカバーされる割合 (%)(2014-2023年8月現在)
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
(8月現在)
全症例に
占める各
ワクチン
のカバー
割合 (%)
症例数
205
221
292
416
391
437
181
172
149
103
PCV13
PCV15
PCV20
PPSV23
45.4
56.1
68.8
67.3
44.8
52.9
68.3
68.3
31.8
39.7
65.1
63.0
29.1
35.8
65.6
66.3
29.7
34.5
61.4
61.6
28.1
33.9
55.6
56.8
26.5
32.6
53.6
53.6
24.4
27.9
45.3
45.3
26.8
30.2
45.6
47.0
25.2
27.2
41.7
41.7
15歳以上のIPD由来肺炎球菌におけるPPSV23でカバーされる割合の推移 (%)(2014-2023年8月現在)
PPSV23
100%
80%
60%
32.7%
24.3%
31.7%
24.9%
34.3%
40%
20%
43.0%
37.0%
43.4%
33.7%
38.2%
38.4%
32.9%
43.2%
46.4%
29.6%
28.2%
54.7%
53.0%
58.3%
21.5%
20.9%
17.5%
28.7%
28.1%
28.7%
27.2%
25.4%
23.8%
26.1%
24.2%
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年(8月現在)
PCV13 (6A除く)
PPSV23のうち非
PCV13
非PPSV23
0%
2014年
2015年
注:PCV13がカバーする13の血清型のうち、血清型6AのみPPSV23でカバーされないため、本図ではPPSV23の内数として「PCV13(6A除く)」の割合を示した。上段の表の「PPSV13」の割合と本図の「 PCV13(6A
除く) 」の割合は、血清型6Aの有無が異なるため一致しない。
【出典】
• 厚生労働科学研究 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業研究 『成人の侵襲性細菌感染症サーベイランスの強化のための研究』(研究代表者
(研究実施期間令和4年度~令和6年度)
明田幸宏)
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