よむ、つかう、まなぶ。
参考資料3_「全ゲノム解析等実行計画2022」 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36695.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第19回 12/4)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
3. 基本戦略
事業目的の達成に向けた基本戦略を定め、成果が得られた領域から実用化し、将
来的な「がんや難病等の克服」を目指す。そのためには、戦略的なデータの蓄積
を進め、それらを用いた研究・創薬等を促進することが重要であることから、全
ゲノム解析等の解析結果を研究・創薬等に活用するための基本戦略を以下の通
りとする。
(1)全ゲノム解析等の解析結果を研究・創薬等に活用するための基本戦略
全ゲノム解析等の成果を広く患者に還元するためには、蓄積された全ゲノ
ム解析等のデータを用いた研究・創薬等が活性化される環境の整備が重要で
あることから、産業界やアカデミアと連携した取組を推進し、我が国発のイ
ノベーション創出による産業育成を目指すとともに、新たな治療法を患者に
届ける。
そのためには、国内外の研究機関及び企業の研究者が、集約した全ゲノム
解析等の情報をオープンかつフェアに利用できる体制を整備する必要があ
ることから、産業フォーラム及びアカデミアフォーラムを構築し、事業実施
組織がそれらの連携支援を行う仕組みを構築する。
また、解析結果の日常診療への早期導入や、新たな個別化医療の実現のた
めの基本戦略を以下の通りとする。
(2)早期に日常診療へ導入するための基本戦略
全ゲノム解析等の解析結果のうち、既に有効性が確認されている診断・治
療等に関するものは、臨床研究等を通じて速やかに既存の薬剤等を患者に提
供できるようにする。
また、全ゲノム解析等の解析結果を患者に還元するにあたっては、一定の
精度が担保された確認検査を行うこととし、そのための医療機関内の体制を
整備する。ゲノム解析等の解析結果のうち、適切な治療方法の選択や疾病の
診断を目的とする技術として新たに一定のエビデンスが得られたものにつ
いては、将来的な保険適用を目指す。
これらにより、患者に対して、より早期に適切な治療を提供することが可
能となり、治療機会の拡充や、効率的な医療提供に資することが期待される。
10
事業目的の達成に向けた基本戦略を定め、成果が得られた領域から実用化し、将
来的な「がんや難病等の克服」を目指す。そのためには、戦略的なデータの蓄積
を進め、それらを用いた研究・創薬等を促進することが重要であることから、全
ゲノム解析等の解析結果を研究・創薬等に活用するための基本戦略を以下の通
りとする。
(1)全ゲノム解析等の解析結果を研究・創薬等に活用するための基本戦略
全ゲノム解析等の成果を広く患者に還元するためには、蓄積された全ゲノ
ム解析等のデータを用いた研究・創薬等が活性化される環境の整備が重要で
あることから、産業界やアカデミアと連携した取組を推進し、我が国発のイ
ノベーション創出による産業育成を目指すとともに、新たな治療法を患者に
届ける。
そのためには、国内外の研究機関及び企業の研究者が、集約した全ゲノム
解析等の情報をオープンかつフェアに利用できる体制を整備する必要があ
ることから、産業フォーラム及びアカデミアフォーラムを構築し、事業実施
組織がそれらの連携支援を行う仕組みを構築する。
また、解析結果の日常診療への早期導入や、新たな個別化医療の実現のた
めの基本戦略を以下の通りとする。
(2)早期に日常診療へ導入するための基本戦略
全ゲノム解析等の解析結果のうち、既に有効性が確認されている診断・治
療等に関するものは、臨床研究等を通じて速やかに既存の薬剤等を患者に提
供できるようにする。
また、全ゲノム解析等の解析結果を患者に還元するにあたっては、一定の
精度が担保された確認検査を行うこととし、そのための医療機関内の体制を
整備する。ゲノム解析等の解析結果のうち、適切な治療方法の選択や疾病の
診断を目的とする技術として新たに一定のエビデンスが得られたものにつ
いては、将来的な保険適用を目指す。
これらにより、患者に対して、より早期に適切な治療を提供することが可
能となり、治療機会の拡充や、効率的な医療提供に資することが期待される。
10