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参考資料1 給付と負担について(参考資料) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36963.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第110回 12/22)《厚生労働省》
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調整交付金について
「後期高齢者比率が高いことによる給付増」と、「被保険者の所得水準が低いことによる収入減」を、国庫負担金25%のうち5%分
を用いて財政調整。市町村間の財政力の差を解消。

調整交付金
平均5%

第1号保険料
平均23%

1.後期高齢者加入割合の違い
・前期高齢者(65歳~74歳):認定率 約4.4%



・後期高齢者(75歳~84歳):認定率 約18.0%

20%

・後期高齢者(85歳~)

:認定率 約57.7%

※令和4年時点

後期高齢者の構成割合が大きい市町村
→保険給付費が増大 →調整しなければ、保険料が高くなる
都道府県負担金
12.5%

第2号保険料

所得の高い高齢者が相対的に多い市町村
→ 調整しなければ、同じ所得でも、保険料は低くてすむ

市町村負担金

27%

12.5%

所得の低い高齢者が相対的に多い市町村
→ 調整しなければ、同じ所得でも、保険料は高くなる

調整交付金の財政調整の例
A町

B市

後期高齢者(75歳以上)が多い
保険者
低所得の高齢者が多い保険者

後期高齢者が少ない保険者
低所得の高齢者が少ない保険者

調整交付金
を多く
(14.5%)
支給

実際は、4,950円
調整交付金5%で
あれば、4,050円

第1号保険料

実際は
6,200円

第1号保険料

調整交付金が5%で
あれば、11,200円

2.被保険者の所得水準の違い

調整交付
金なし

【調整交付金の役割】



保険者の給付水準が同じであり、
収入が同じ被保険者であれば、
保険料負担額が同一となるよう調整するもの。

(※)調整交付金の計算方法
各市町村の普通調整交付金の交付額
= 当該市町村の標準給付費額 ×

普通調整交付金の交付割合(%)

普通調整交付金の交付割合(%)
= 28% - (23% × 後期高齢者加入割合補正係数
× 所得段階別加入割合補正係数)

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