よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○診療報酬基本問題小委員会からの報告について 総ー1ー2 (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00237.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第577回 1/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療機関等における職員の賃上げについての課題と論点


これまでのご議論及び大臣折衝事項を踏まえ、対象職種賃金の2.3%の賃上げに必要な評価と、評価を行った場合に
可能となる賃上げ(賃減の増率)についてシミュレーションを行った。



医科診療所におけるシミュレーションでは、賃金増率は診療所間でばらついていた。また、賃金増率が0.5%未
満となる施設もみられた。



歯科診療所におけるシミュレーションでは、賃金増率が0.5%未満となる施設の中には、初再診料算定回数が極
端に少ない施設が見られる。



病院におけるシミュレーションにおいては、評価を病院ごとに分けることによって、賃金増率のばらつきが小
さくなった。



訪問看護ステーションについては、訪問看護基本療養費と訪問看護管理療養費に上乗せ評価をするシミュレー
ションを行った。

【論点】
○ 診療所等において、簡素な制度設計が求められる中において、賃上げのためにどのような評価を行うことが考えられる
か。
○ 診療所等において、一律の評価を行った場合に、極端に低い賃金増率の施設が想定されることについてどのように考
えられるか。
○ 病院において、様々な施設がある中、評価を分けることにより、賃金増率が収束する傾向にあることを踏まえ、賃上げ
のためにどのような評価を行うことが考えられるか。

57