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資料1 がん診療提供体制について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37348.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第15回 1/15)《厚生労働省》
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第4期がん対策推進基本計画(令和5年3月閣議決定)分野別施策の概要

4.これらを支える基盤

(1)全ゲノム解析等の新たな技術を含む更なるがん研究の推進

(4)がん登録の利活用の推進

【現状・課題】
⚫ がん患者・経験者の参画を一層推進し、患者・経験者目線で必要とされている領域や
臨床現場でニーズの高い領域の研究を推進していくことが必要である。
⚫ がん医療の人材育成や研究基盤の整備を加速させていくことが必要である。

【現状・課題】
⚫ 全国がん登録の届出件数が増加し、登録内容が充実
してきている。
⚫ がん登録情報の効果的な利活用について、現行制度
の見直し等に向けた議論を行っている。

【取り組むべき施策】
⚫ 「がん研究10か年戦略」の見直し、関係省庁が協力した多様な分野を融合させた先端
的な研究の推進
⚫ 「全ゲノム解析等実行計画2022」の着実な推進、新たな予防・早期発見法等の開発
を含めた患者還元や、がんや難病に係る研究・創薬への利活用等の推進
⚫ 各分野の政策課題の解決に資する研究や評価指標にかかる研究の推進

【取り組むべき施策】
⚫ 質の高い情報収集に資する精度管理の継続
⚫ 法規定の整備を含め現行制度の見直しに向けた検討
⚫ 医療のデジタル化などの取組とも連携した、より有
用な分析が可能な方策の検討

(2)人材育成の強化

(5)患者・市民参画の推進

【現状・課題】
⚫ がん医療に関する基本的な知識や技能を有し、がん医療を支えるこ
とのできる医療従事者を養成していくことが必要である。
⚫ 急速に高度化するがん医療において、ビッグデータ解析など新たに
必要とされるスペシャリストの育成が重要な課題である。

【現状・課題】
⚫ 国民本位のがん対策の推進のため、多様な患者・
市民が参画できる仕組みの整備や患者・市民参画
に係る啓発・育成が必要である。

【取り組むべき施策】
⚫ 高齢化や人口減少等の背景を踏まえた、専門的な人材育成の在り方
や人材の効率的な活用等の検討
⚫ がん医療の高度化に対応できる専門的な人材の育成・配置

【取り組むべき施策】
⚫ 諸外国の事例も踏まえた、患者・市民参画の更な
る推進のための仕組みの検討
⚫ 参画する患者・市民の啓発・育成、医療従事者や
関係学会に対する啓発等の実施

出典:国立研究開発法人
日本医療研究開発機構

(3)がん教育及びがんに関する知識の普及啓発

(6)デジタル化の推進

【現状・課題】
⚫ 外部講師を活用し、こどもにがんの正しい知識やがん患者・
経験者の声を伝えることが重要である。
⚫ 科学的根拠に乏しい情報が多く存在し、必要な情報への適切
なアクセスが難しいなどの課題がある。

【現状・課題】
⚫ 患者や家族等のアクセス向上と効果的かつ効率的
な取組に向け、がん対策のデジタル化を推進する
必要がある。

【取り組むべき施策】
⚫ 学習指導要領に基づくがん教育の推進、各地域の取組の成果の普及
⚫ 外部講師を活用したがん教育に向けた必要な支援の実施
⚫ より効果的な手法による、国民に対するがんに関する正しい知識の普及啓発
⚫ 事業主等による雇用者等への正しい知識の啓発の取組推進

【取り組むべき施策】
⚫ 「がん予防」「がん医療」「がんとの共生」の各
分野における、ICTやAIを含むデジタル技術の活
用や医療のデータ化・利活用の推進
⚫ eコンセントの活用等の治験のオンライン化等

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