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資料2-1 がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件等について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37348.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第15回 1/15)《厚生労働省》
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第5回がんゲノム医療中核拠点病院等の
指定要件に関するワーキンググループ

エキスパートパネルの意義と現行の実施要件

令和5年12月1日

資料1

エキスパートパネルの意義
エキスパートパネルとは、がん遺伝子パネル検査の結果を医学的に解釈するための多職種(がん薬物療法に関する専門的



な知識及び技能を有する医師、遺伝医学に関する専門的な知識及び技能を有する医師、遺伝カウンセリング技術を有する
者等)による検討会のこと。
がん遺伝子パネル検査では多くのゲノム情報が得られる可能性がある一方、それを正しく解釈できなければ、得られた情



報を診療に活用することができない。そのため、多職種の専門家が集まり、ゲノム情報の臨床的解釈を行う「エキスパー

トパネル(専門家会議)」と呼ばれるプロセスが不可欠となる。
出典:日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会の3学会合同で策定されたガイダンスの改定第2.1版より抜粋

現行の課長通知におけるエキスパートパネルの構成員の要件


複数名必要な構成員
・がん薬物療法に関する専門的な知識及び技能を有する診療領域の異なる常勤の医師
・病理学に関する専門的な知識及び技能を有する常勤の医師

➢ 1名以上必要な構成員
・遺伝医学に関する専門的な知識及び技能を有する医師
・遺伝医学に関する専門的な遺伝カウンセリング技術を有する者
・分子遺伝学やがんゲノム医療に関する十分な知識を有する専門家
・(シークエンスの実施を自施設内で行う場合)次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析等に必要なバイオインフォマ
ティクスに関する十分な知識を有する専門家

・(小児がん症例の場合)小児がんに専門的な知識を有し、かつエキスパートパネルに参加したことがある医師
➢ その他必要な構成員
・主治医又は当該主治医に代わる医師

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