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診-1○入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00034.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第222回 1/26)《厚生労働省》
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係る賃上げ必要点数の中央値は 41 点、歯科訪問診療2、3等に係る賃上げ必要点数の中
央値は 10 点であった。(参考資料P27)
○ シミュレーション結果による賃上げ必要点数の中央値を初再診料等に上乗せした場合
に、医科診療所及び歯科診療所における賃金増率は施設ごとにばらつきが見られた。(参
考資料P23、28)
○ 医科診療所及び歯科診療所に係るシミュレーションを踏まえ、以下のような指摘があ
った。
・ 外来については簡素な制度設計が必要ではないか。
・ 診療所について、透析や内視鏡といった初再診料による収益が多くない施設にはき
め細かな対応が必要ではないか。
2-3.病院・有床診療所について
○ 病院・有床診療所のシミュレーションにおいては、①一律の点数(全体の中央値)を
設定する場合と、②点数を複数に分け、病院・有床診療所ごとに点数を設定する場合の
2パターンを実施した。(参考資料P32)
○ ①一律の点数を設定する場合、点数は 62 点(賃上げ必要点数の中央値)となり、この
点数による賃金増率は、施設ごとにばらつきがあり、病院を類型別に分けた場合でも、
類型の中でのばらつきは残っていた。(参考資料P33~37)
○ ②点数を複数に分け、病院・有床診療所ごとに点数を設定する場合について、5つの
点数を設定した場合、150 の点数を設定した場合で分析を行った。点数を多くに分ける
ほど、賃金増率のばらつきは少なくなった。(参考資料P38~39)
○ 病院・有床診療所のシミュレーションを踏まえ、以下のような指摘があった。
・ 一律に設定することで賃金の引上げが十分にできない施設があるのであれば、きめ
細かな対応をすべきではないか。
・ 点数を複数に分ける場合、多くの点数に分けることで、できるだけ多くの医療機関
の実態に対応できることが望ましいのではないか。
2-4.訪問看護ステーションについて
○ 訪問看護ステーションのシミュレーションは以下の方法で行っている。(参考資料P
42)
・ 介護事業実態調査(介護事業経営実態調査)における給与費を用いて、各訪問看護
ステーションにおける医療関係職種の給与を推計した。


介護事業実態調査(介護事業経営実態調査)において、医療保険の訪問看護の利
用者や訪問回数が0である訪問看護ステーションは推計から除外している。
― 訪問看護は医療保険と介護保険から給付されるものであることから、賃上げに必
要な金額については、医療保険の訪問回数及び利用者数で按分している。

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