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資料3-2 鈴木先生提出資料 (94 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第76回 3/15)《厚生労働省》 |
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【2021年12月(12月6日~12月26日)の分析結果】
長野、徳島をはじめ8県において、2021年12月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。
2021年1月から12月までの期間の全ての死因を含む全国の超過死亡数は、過去(2017~2020年)の同期間と比べて、最も
大きい規模となっている。
宮崎県のみにおいて、 2021年12月中の全ての死因を含む過少死亡数が例年の同時期より多かった。
2021年1月から12月までの期間の全ての死因を含む全国の過少死亡数は、過去(2017~2019年)の同期間と比べて同程
度であった。
全ての死因を含む全国の超過および過少死亡数(1月~12月)
2021年*
2020年
2019年
2018年
2017年
超過死亡数(新方式)
10468–49017
268–6178
971–10845
4611–20163
2954–26544
超過死亡数(旧方式)
10142–60287
1593–15787
2262–25816
4492–33205
3470–38309
過少死亡数(新方式)
0–1707
9091–43463
424–13226
864–12276
0–2237
過少死亡数(旧方式)
403–12806
6338–53328
1480–28745
1461–26214
482–15347
超過死亡数「XX–YY」の解釈
o
XX=予測死亡数の予測区間上限値と観測死亡数の差分
o
YY=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の超過死亡数はあり得る。
過少死亡数「AA–BB」の解釈
o
AA=予測死亡数の予測閾値下限と観測死亡数の差分
o
BB=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の過少死亡数はあり得る。
* 2021/1/4-12/26の新型コロナウイルス死者数:14,781
注)
○ 今回より、全国の超過および過少死亡数を、全国の毎週の死者数から直接算出した(新方式)。従来の方法(旧
方式)では、全国の超過および過少死亡数を、都道府県ごとの超過および過少死亡数の積算として算出していた。
○ 新・旧方式の違いは、旧方式は例えばある週でA県で超過、またB県で過少が認められた場合に、それぞれを超
過と過少を分けて捉えることができる。一方で新方式は、それぞれのプラス(A県の超過)とマイナス(B県の過少)が
打ち消し合い、日本全体では、その週では超過も過少もなかったと判断されうる(見えなくなる)。
○ 日本全体における超過や過少の文脈では、新方式の方がより直接的に全国の超過と過少を評価できる。また、
その他の先行研究でも日本を評価する際はこちらの方式が採用されており、比較可能性も高い。
94
○ これまでの旧方式での報告(2020年は過少が多く、2021年から超過が認められる)と、整合性の点で違いはない。
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長野、徳島をはじめ8県において、2021年12月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。
2021年1月から12月までの期間の全ての死因を含む全国の超過死亡数は、過去(2017~2020年)の同期間と比べて、最も
大きい規模となっている。
宮崎県のみにおいて、 2021年12月中の全ての死因を含む過少死亡数が例年の同時期より多かった。
2021年1月から12月までの期間の全ての死因を含む全国の過少死亡数は、過去(2017~2019年)の同期間と比べて同程
度であった。
全ての死因を含む全国の超過および過少死亡数(1月~12月)
2021年*
2020年
2019年
2018年
2017年
超過死亡数(新方式)
10468–49017
268–6178
971–10845
4611–20163
2954–26544
超過死亡数(旧方式)
10142–60287
1593–15787
2262–25816
4492–33205
3470–38309
過少死亡数(新方式)
0–1707
9091–43463
424–13226
864–12276
0–2237
過少死亡数(旧方式)
403–12806
6338–53328
1480–28745
1461–26214
482–15347
超過死亡数「XX–YY」の解釈
o
XX=予測死亡数の予測区間上限値と観測死亡数の差分
o
YY=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の超過死亡数はあり得る。
過少死亡数「AA–BB」の解釈
o
AA=予測死亡数の予測閾値下限と観測死亡数の差分
o
BB=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の過少死亡数はあり得る。
* 2021/1/4-12/26の新型コロナウイルス死者数:14,781
注)
○ 今回より、全国の超過および過少死亡数を、全国の毎週の死者数から直接算出した(新方式)。従来の方法(旧
方式)では、全国の超過および過少死亡数を、都道府県ごとの超過および過少死亡数の積算として算出していた。
○ 新・旧方式の違いは、旧方式は例えばある週でA県で超過、またB県で過少が認められた場合に、それぞれを超
過と過少を分けて捉えることができる。一方で新方式は、それぞれのプラス(A県の超過)とマイナス(B県の過少)が
打ち消し合い、日本全体では、その週では超過も過少もなかったと判断されうる(見えなくなる)。
○ 日本全体における超過や過少の文脈では、新方式の方がより直接的に全国の超過と過少を評価できる。また、
その他の先行研究でも日本を評価する際はこちらの方式が採用されており、比較可能性も高い。
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○ これまでの旧方式での報告(2020年は過少が多く、2021年から超過が認められる)と、整合性の点で違いはない。
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