よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1:医療安全情報66号_気管切開チューブの取扱い時の注意について(その2) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00016.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和5年度第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No.66 2023年 10月

■ 医薬品医療機器総合機構 PMDA 医療安全情報
https://www.pmda.go.jp/

令和6年3月7日
令和5年度第2回
医療機器・再生医療等製品
安全対策部会
参考資料1

No.66 2023年 10月

気管切開チューブの取扱い時の
注意について(その2)
安全使用のために注意するポイント



複管式(内筒と外筒の二重構造を有する)カニューレ使用時の注意点について

(事例) 複管式スピーチカニューレを使用したところ、呼吸困難を訴えたため、内筒を抜去した。その後、
呼吸状態が安定したため、内筒を再装着せずに長時間使用したところ、分泌物により外筒内
が閉塞し、気管切開チューブを交換した。

スピーチカニューレ等の複管式カニューレを、外筒のみで長時間使用しないこと。
分泌物が多い場合には、患者の状態を確認し、定期的な吸引や気管切開チューブの交換・
洗浄を行うこと。
外筒に内筒を
装着して使用
外筒

外筒のみで
⾧時間使用

呼吸が苦しい

内筒

内筒を外して
外筒のみで使用

分泌物による
閉塞が発生!

複管式カニューレを選択している患者では、長時間にわたり外筒のみで使用
しないこと。内筒を外した状態で使用を継続することで、外筒が閉塞等した
場合に気管切開チューブの交換対応が必要となるおそれがあります。

1/3